杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ミュータント・タートルズ

2015年06月22日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2015年2月7日公開 アメリカ 101分

犯罪組織フット軍団が暗躍するニューヨーク。チャンネル6のTVレポーター、エイプリル(ミーガン・フォックス)は、スクープをモノにしようとフット軍団を追いかけていた港で何者かがフット軍団の犯罪を阻止している姿を目撃するが、決定的瞬間をカメラで捉えることができず、上司のトンプソン(ウーピー・ゴールドバーグ)にも信じてもらえない。そんな中、ニューヨーク市は犯罪対策として、サックス社との契約を更新。エイプリルの亡き父オニール博士は、社の代表であるサックス(ウィリアム・フィクトナー)とかつて同じ研究所で働いていたが、フット軍団に火を放たれて命を落としていた。ある夜、フット軍団が地下鉄の駅を襲撃し、居合わせたエイプリルの前にまたしても正義の味方が現れる。ニンジャの技で軍団をブッ飛ばし、SWATの到着と共に退却する彼らを追いかけ撮影に成功したエイプリルだが、フラッシュに気付いた彼らを間近で見て気絶してしまう。4人のヒーローの正体は、人間の言葉を話す身長180cmのカメだった。レオナルド(ピート・プロゼック )、ラファエロ(アラン・リッチソン)、ミケランジェロ(ノエル・フィッシャー)、ドナテロ(ジェレミー・ハワード )という名のニンジャで、ミュータントでティーンエイジャーのタートルズ。意識を取り戻したエイプリルはその名を聞いて、亡き父との研究所での過去の記憶がぼんやりと蘇る。一方地下の隠れ家へ帰ったタートルズは、勝手な行動を取ったことを師匠のスプリンター(ダニー・ウッドバーン )に叱られ、エイプリルを捜せと命じられる。タートルズに呼び出されたエイプリルに、スプリンターは彼女の父の死の真相を話す。その時、タートルズの存在を知ったフット軍団が隠れ家を急襲。壮絶なバトルの末、レオナルド、ミケランジェロ、ドナテロの3人が敵に拉致され、スプリンターもシュレッダーに倒されてしまう。フット軍団の目的は、タートルズのパワーの源を手に入れ、ニューヨークを壊滅させることだった・・。


1990年代に放送されたアニメ番組を見ていた子供にせがまれてタートルズの人形(玩具)を買ってあげたっけな~~>遠い目
忍者姿のカメが敵(悪者)と闘うというイメージは覚えているのですが、どうして彼らがカメなのか、どんな敵なのかはわかっていませんでした。

今回実写化されるというので劇場鑑賞しようかとも思ったけれど、時間が合わず見送り・・でも意外に早くDVD化されましたね~

リーダー格のレオ=レオナルド(二刀流)と、血気盛んな特攻タイプのラファ=ラファエロ(サイ)、ITオタクのドナ=ドナテロ(棒使い)と軽いノリが持ち味の末っ子マイキー=ミケランジェロ(ヌンチャク)の4人組は何とティーンエイジャーだったのね
てっきりおっさんだと思ってたぞ
予告編で見たエレベーターでのヒップホップ系のノリはだからなのね

エイプリルの同僚でカメラマンのヴァーン(ウィル・アーネット)は自意識過剰だけど根は良い奴。何度車をおしゃかにされても怒り狂うこともない(まぁ会社支給だから自分の懐は痛まないものね

いかにも正義の味方然としている奴が実は悪者ってのは王道で、だからサックスがフット軍団と繋がっていても驚きませんでも、彼が子供時代を日本で暮らしたとか、彼を育てたのがフット軍団のボスのシュレッダーだったとか、実験動物だったタートルズやネズミのスプリンターを火事の時に逃がしたのが幼いエイプリルだったとか、その家事は彼女の父親がサックスの計画を知り止めるために起こしたものだというのも初耳でしたが、ようやく彼らの関係が判明してなんかスッキリ~~

細菌兵器と解毒薬といういかにも近未来的な設定ですが、解毒薬に使われるのがタートルズの血液というのがミソですね。あんなにたっぷり血を吸い取られたのにアドレナリンの投与だけでパワー復活ってのは???ですが、超人的回復力も能力のうちってことかしら

元がコミックなのでファイトシーンはいかにも劇画的です。あんなにNYの街を破壊しても一般人に恨まれないのか?と毎回この手の作品で思うのですが、アメリカ人って大らかなのか心が広いのか?
そしてあの解毒薬のカプセルが割れてシュレッダーも姿を消していたラストからは続編の可能性も示唆されてますが・・・興行的にはどうだったのか気になるところです

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