杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

ロック・オブ・エイジズ

2013年02月24日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2012年9月21日公開 アメリカ 123分

1987年のハリウッド。サンセット大通りの一角に、オーナーのデニス(アレック・ボールドウィン)の下、数々のロックスターを世に送り出してきた名門ライブハウス“バーボンルーム”があった。この店で働きながらロックシンガーを目指す青年ドリュー(ディエゴ・ボネータ)は、シンガーを目指してオクラホマから出てきたシェリー(ジュリアン・ハフ)と知り合う。泥棒に遭って無一文になったシェリーは、ドリューの紹介によって店で働くことになり、2人は恋に落ちる。ある日、バーボンルーム出身の大スター、ステイシー・ジャックス(トム・クルーズ)がボーカルを務めるロックバンド“アーセナル”の解散ライブが店で開催される。だが、女性をメロメロにする魅力を持つステイシーも、何年も無節制に生きてきた結果、今では酒浸りになり、堕落し切っていた。一方、ステイシーのマネージャー、ポール(ポール・ジアマッティ)にスカウトされたドリューは、控室でのステイシーとシェリーの関係を誤解し、彼女の前から去ってゆく。傷心のまま店を辞め、ダンサーとして働き始めるシェリー。ところが、ポールのもとで成功を約束されたはずのドリューも、ロックからヒップホップアイドルへの路線変更を余儀なくされ、大きな挫折を味わう。やがて、青少年健全育成のために街からロックを排除しようという市長夫人パトリシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)率いる抗議団体の運動もあり、資金難に陥るバーボンルーム。店を救うために、ステイシーのソロライブが計画されるが、それは新人グループのプロモーションのためにポールが仕掛けたインチキな代物。ステイシー本人にはライブがあることさえ知らされていなかった。バーボンルームの前では、それを知らないステイシーを待ちわびるファンと、パトリシアの抗議団体が一触即発の状態に。果たして、ステイシーのライブはどうなるのか……?ドリューとシェリーの関係は……?(goo映画より)

80年代にロックの洗礼を受けたファンにとっては垂涎の映画だろうと思います。
残念ながら日本音楽にどっぷりつかって育った身には、この作品の凄さは正直わかりません。そもそもトムがロックスターを演じるという一点に興味を持って観たんだもの。

ミュージカルも苦手なので、私にとっての見所は当時のファッション(皮ジャケットetc)やヘアスタイル。それとロックの聖地であるサンセット通りのバーボンルームの退廃的な雰囲気です。映画製作にあたっては、当時さながらのリアルな映像に凝ったとか。雰囲気だけは、しばしロックファンになれます ドリューのいかにもロッカーな外見が、路線変更で着させられたアイドル系のカラフルな衣装と髪型のダサさになった時は失笑でした。
(余談ですが、ジョニー・デップが新人の時にTVドラマの役柄でアイドル風のファッション&髪型をさせられていた時もドリューのような葛藤があったんだろうな~とつい連想してしまったわ

映画を観るまでトムが主役かと誤解してましたが、若い二人の恋模様が中心でした
歌手を夢見て田舎から出てきた娘が、ロッカー目指す若者と恋に落ちるけれど、誤解が元で別れてしまう。でも互いに忘れられず、ある出来事をきっかけによりを戻し日の当たる場所に出て行く。単純なストーリーだけど、いかにもロックな感じ?

初めてのデートでLAの宝石のような夜景を見ながら愛を語るふたりが、別れた後の偶然の再会も同じ場所というのが印象に残りました田舎から出てきたばかりのシェリーのカントリーファッションが次第にLA風に洗練されていくのを見るのも楽しかったな
それに比べたらステイシーと記者の女性、さらにパトリシアの過去などのエピソードは付け足しに過ぎないね。

劇中で歌われたり演奏される曲はおそらく有名なんだろうと思います。何となく耳にしたメロディもあるような・・・程度の知識では到底この作品を味わいつくすというわけにはいきませんでしたが、かといってつまらなかったわけでもありません。ファンには濃い、そうでない人にはストーリーを楽しむという方向で

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