杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

北のカナリアたち

2013年08月19日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2012年11月3日公開 130分

夫・川島行夫(柴田恭兵)と共に北海道の離島にやってきた小学校教師、はる(吉永小百合)が受け持つことになったのは6人の生徒たち、鈴木信人(小笠原弘晃)、戸田真奈美(渡辺真帆)、生島直樹(相良飛鷹)、安藤結花(飯田汐音)、藤本七重(佐藤純美音)、松田勇(菊池銀河)だった。彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。「先生が来るまで学校がつまらなかった」とこぼしていた子供たちの顔にも笑顔が溢れるようになり、大自然に響き渡るその歌声は島の人々の心も優しく包み込んでいった。そんな時、担当した事件が原因で心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。人知れず悩みを持っていたはるは、陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。子供たちは心に深い傷を負い、はるは心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、追われるように島を出ることになる。だが、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった……。20年後、東京で図書館司書として暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。その真相を知るため、はるは6人の生徒たち(森山未來、満島ひかり、勝地涼、宮崎あおい、小池栄子、松田龍平)との再会を心に決め、北へ向かう。久しぶりに再会した彼らの口から語られるのは、20年間言えずにいた想いだった。それぞれが抱えていた後悔が大きな傷となり、今も心に残っていることを知ったはる。そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを6人に明かすのだった……。(Movie Walkerより)


う~~ん・・・吉永小百合ありきの作品、ですね

余命半年と宣告を受けた夫と最後の日々を過ごすため父親の住む島に戻ってきたはる。仲睦まじく見えた夫婦ですが、他人に言えない苦労もあったということで・・そりゃ、命が尽きると言われて平静を保ち続けるなんて芸当は普通の人間には出来なくて当然で、夫が妻に当たることも多くなるわけです
でもねぇ・・・だからといって死期の迫った夫から他の男性に心を移すってのは個人的には理解できないんですよねそれを知ってて黙認する夫もなんだかなぁ切ないというよりやるせないです。

そんなはるを子供たちがどう見ていたかが、今回のノブの起した殺人事件で明かされる筋書きですが、それぞれ自分がはるや友達を傷つけたのではないかと気にしながら生きてきたという
事情が明かされても、すっきりするというより後味の悪さが残った気がします。
奇麗な歌声で誤魔化されんぞ~

あぶデカの二人が夫と愛人役やってることに時の流れを感じてしまったわ

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