2023年製作 アメリカ 86分
原題ICE STORM
北米大陸を襲った異常寒波。マイナス60度の《アイス・ストーム》が吹き荒れ、ボウリング球のような巨大な雹が降り注ぎ、アメリカは大パニックに見舞われる。対策に奔走する、モリー・マーティン博士(マッケンジー・ウエストモア )たち《REACT》緊急即応チーム。だがアイス・ストームは果てしなく勢力を強め、世界を覆ってゆく。人類を救うため、モリーたちが立案した計画。それは、宇宙船《マーク8》を打ち上げ、大気圏外からマイクロ波を照射。そのエネルギーで、アイス・ストームを消滅させるというものだった……。(あらすじ紹介より)
地球を覆い尽くそうとする異常寒波に人類が立ち向かうSFパニック。
猛暑の中“凍結滅亡”シリーズ最新作のフレーズに惹かれて観ましたが、予想通りというか期待外れのB級作品でした。
そもそもシリーズだったとは気付かず、登場人物たちの人間関係や背景をなんとな~~く理解するまで時間がかかったし😩
モリー博士はチームのリーダーで、夫とは離婚話が出ていること、二人の子供もメンバーでそれぞれ専門知識を持っているらしいこと(息子はハッカーとして罪に問われていそう?)、大金持ちのメンバーが機材や場所を提供していることがだんだんわかってきたぞ。
ゴルフボール大から始まる雹が野球ボール大になる事態に、このままだとボーリング玉大になって深刻な被害が及ぶということで、それを防ぐためにロケットでヨウ化銀を降らせる話が前半。渋滞にはまったり、設置場所への許可が降りなかったりの障害を乗り越えて無事成功するのだけど、今度は《絶対零度》がもたらすより世界規模の危機が訪れそうになります。で、衛星を利用して宇宙から地球にマイクロ波を送って気象を変える計画が実行されます。
たった6名のチームで臨むのがそもそも無理がある設定でしかも時間も限られている筈なのに、なんでできちゃう?
極めつけはモリー夫妻が乗り込んだ宇宙船の帰還シーン。あの状況で無事はありえね~~😵 しかも夫婦関係まで修復しちゃってるし。
ラストはモリー一家がチームを解任されるのですが、その直後に何かが起きて続くっと😔 うん、でももう観ないな、続編もこのシリーズも。
キャストはウィリアム・ボールドウィン 、 マッケンジー・ウエストモア 、 グラント・バウラー 、 トリー・グリフィス他