杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

GANTZ PERFECT ANSWER

2012年02月05日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)
2011年4月23日公開 

前作から5ヶ月後、トップモデルの鮎川映莉子(伊藤歩)の元に、小さな黒い球「ガンツボール」が送られてくる。ボールは彼女に「鍵」となる人物の抹殺を命じ、彼女は操られるように無意識に実行していく。彼女に殺された人物はガンツの元に転送され、玄野計(二宮和也)たちガンツメンバーに加わっていく。ガンツボールの最後のミッションは小島多恵(吉高由里子)だった。しかし実行する前に加藤勝(松山ケンイチ)の姿をした男に映莉子は殺されガンツボールを奪われてしまう。映莉子もまたガンツの元に転送されるが、そこで彼女が殺した人たちを含めて、以前100点を獲得しガンツから解放されていたことが判明する。映莉子を殺した男の正体を確かめるために、メンバーの鈴木(田口トモロヲ)は自分の得点で彼を復活させ、玄野は西丈一郎(本郷奏多)を復活させるのだった。その後ガンツは改めて小島多恵の抹殺を命じ、命令を遂行しようとする他のメンバーと多恵を守ろうとする玄野や加藤たち、謎の黒服星人の間に苛烈な戦闘が繰り広げられる中で、不条理な世界に玄野が下した究極の選択とは……。


謎の球体“ガンツ”に巻き込まれる人々と、独創的な世界観を描いた「GANTZ」2部作の後編です。少年漫画が原作ですから、そもそもが荒唐無稽な世界で、敵との戦闘シーンは前作よりさらにパワーアップ、そして残酷でグロテスクでさえあります。こういうのでフラストレーションを発散させられる向きには楽しい作品かもしれません(^^;
前作をTV放送で観たので結末が気になってレンタルしたけど・・・なんだかなぁ

そもそも、何故彼らがガンツに召還されねばならなかったのかが最後まで解き明かされていないのよね。そして何故「星人狩り」をしているのかも。
わかったのは、ガンツが多恵を狙ったのは、最強のパワーを秘めている玄野をいつまでも手元に置くためだったことと、狩られている星人たちが復讐のためにガンツの部屋を突き止め破壊しようとしていたことです。ちなみに加藤に化けていたのは前作で彼を倒した千手観音らしい(^^;

電車内や部屋で繰り広げられる戦いは、とにかく銃をぶっ放しての大量殺戮以外の何者でもなく、残酷で目を覆いたくなるシーンが続きます。これが楽しいってどういう感覚や?まだ、星人・カトウと玄野&加藤が対決するシーンの方がましだな。ケンイチ君二役ご苦労様

玄野が復活させた西くんは相変わらず嫌なヤツ。演じてる奏多君は好きなんだけど、役がなぁぁぁ。そしてあっさりやられてしまう結局雑魚キャラ
死んだはずの人間と黒い玉の部屋の真相を追う謎の男(山田孝之)も必要かな?いてもいなくてもストーリーには全く影響なかったし

やられてもやられても不死身な玄野でしたが、遂に力尽きる時がきます。ミッションクリアしたその時、彼が選んだのは・・・ははぁ~~そうきますか
ガンツが望んでいたのはガンツ好みの玉男だったというわけ?
彼と引き換えに取り戻した他者の通常の生活の穏やかさが印象的でした。

で・・・星人全滅したんかい?




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