【アントニオ】鹿島×シドニー

残念ながら引き分けでしたが、同じグループHの上海申花×水原三星は、さすがにホームの上海申花が勝ちました。
いずれにせよ、今節でのラウンド16への進出は決まらなかったことになります。

水曜、土曜、火曜という中2日での3戦目でしたし、引き分けでも御の字だったと思います。
ACLは、ここまで2勝2引き分けですから、上出来です。

残念ながら、失点シーンは、あの一瞬だけ、集中力が切れた感じがしました。
前半から、両サイドの深い位置で、シドニーの選手がフリーになるシーンが多かったですし、狙われてしまいましたね…。

ケガが続いているSBは、小田が左SBで先発しました。
初先発で、前半は動きがかたかったですが、後半は良い動きをしていました。
今季は、篤人と安西の補強で厳しい立場になっていましたが、思わぬところでチャンスが来ました。
この出来なら、また、チャンスがあるはずです。

右SBの伊東は、2度目のシドニーとの対戦で、クロスに工夫が見られました。
高さがあるので、その上を越すようなクロスを意識していたと思います。

先週のシドニー戦では、植田と犬飼がCFのサイモンをおさえていましたが、このゲームでは、昌子がサイモンをおさえることが出来ませんでした。
昌子は、良さを出せていましたが、フィジカルで負けている相手への対応には不満が残ります。

攻撃陣では、金崎が頑張ってくれましたが、終盤は運動量が落ち、判断力が鈍っていました。
金森ではなくて、金崎を下げた方が良かったと思います。

とにかく、連戦の中で出場した選手たちの頑張りで、引き分けに持ち込めました。
これなら、日曜の鳥栖戦も、それなりの体制で戦うことが出来ます。
勝つに越したことはありませんが、上々の結果だったと思います。

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