Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

一本の指でそっと触ってみましょうね~シアトル水族館

2013-10-23 21:12:13 | シアトル


動物園も植物園も大好きだけれど
水族館はもっと好き。
日がな一日過ごしてしまったりもします。

そして、贅沢を言うならば
一人で行くのが一番好き。
自分の好きな所に好きなだけ留まって
思う存分ゆっくりとできるからです。

良い水族館はいろいろあるけれど
見るだけでなく触れてみたい
一緒に泳いでいる気分を味わいたい
リラックスしたい、じっと物思いに耽りたいのなら
シアトルのウォーターフロントにある水族館は絶対にお勧めです。

入場券を買って最初に目にするのは、ワシントン州に生息する魚たちが泳ぐ大きなテレビ画面のような水槽です。その隣には、ザブーン、ザブーンと打ち寄せる波に、あっちへ運ばれるかと思えば、またこっちへと運ばれる魚たちの様子が見て取れる細長い水槽があります。

先へ進めば、大蛸がいたり


宇宙に散りばめられた星のようなクラゲたちがアーチの中をまわっていたり


目も鮮やかな熱帯魚たちが珊瑚礁の間をキラキラと泳ぎます。


そして
本当に素晴らしいのは
こんな風に自由に海の生き物たちに触れることのできる場所があることです。



(一本の指でそっと触ってみましょうね。触った後には手を洗いましょうね。)

子供たちばかりか、大人たちだって
こわごわ、わくわく、一本指でそっと
海水の中に咲く花のような雲丹(うに)や磯巾着(いそぎんちゃく)に触ります。

メイも初めて磯巾着に触ってみました。
ゴムのように柔らかくて弾力がありました。
英語では、「Sea anemone」と言います。
本当に、水の中に咲く美しいアネモネの花のようです。


指で触れると、優しく揺らぎます。
こんなことだけで
陸の生き物である自分と、海の生き物である磯巾着との間に
言葉にならない会話が生じたような思いになります。

ちょっと感動したのは、車椅子の男性への対応でした。
子供たちの質問に答えていた若い女性が
どこかに走って行ったかと思ったら
手にプラスチックの大きなボールを抱えて戻ってきたのです。

そして、まず海水を入れて
次にヒトデと雲丹と磯巾着を入れたボールを
車椅子の男性の膝に置きました。


こうすればこの方だって
一緒に、同じ時を生きている生物たちに
触れることができるのです。
会話をすることだってできるかもしれません。

明日は先へと進みます。
じっと見つめ合ってしまったアザラシたちや、ラッコたち
そしてまるで海の中にいるかのような
大きな大きなドームへと。

Seattle Aaquarium
1453 Alaskan Way, Pier 59
Seattle
www.seattleaquarium.org

ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!


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