Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

オバマはチェンジを望んでいる!

2013-10-21 13:07:00 | アメリカ
9月30日がお誕生日の友人に、日付が変わる前にあわてて「Happy Birthday」メールを送ったら、すぐにこんな返事が届きました。

Thank you so much for your good wishes!
We have been watching TV until the last minute about the government shut-down.
Oh my.

どうやら例のアメリカ政府のシャットダウン騒ぎで、最後の最後まで固唾をのんでテレビの前に貼りついていたようです。このメールを受け取ったのがシアトル時間では9月30日(月)の夜の9時10分、友の住むワシントンDCではすでに月が変わって10月1日(火)の深夜のことでした。同じ国内でも、東と西では3時間も時差があるのです。

10月1日の昼間、ワシントンから届いたもう1通のメールは、アメリカ政府で働く若い友人から「オフィスが閉鎖されて自宅待機になってしまった。」と、現場での不安を伝えるものでした。

政府のシャットダウン(一部閉鎖)以来、国立公園や国が運営する美術館や博物館なども閉鎖され、私たちがシアトルからオリンピック半島への旅に出た時にも、国立公園の入り口にはこんなお知らせが貼られていました。


事態は、暫定予算の合意に伴ってようやく17日に収拾がつき、友もまた自宅待機を解かれて職場に戻り、再び日常の生活が始まったとのこと。この混迷の原因は、「オバマケア」と呼ばれるアメリカの医療保険改革に対する議会の対立でした。シャットダウンが終わったとは言え、これが決して解決を意味するわけではありません。この先まだまだ混乱は続くのでしょう。

ところで、シアトルという町は、ある意味とても自由な町です。歩いていればどこからかいつも音楽が聞こえます。ストリートミュージシャンたちが思い思いの楽器を奏でているのです。そんな様子はまたあらためてご紹介したいと思いますけれど、同じように多いのがホームレスの人たちです。彼らもまた色々な趣向をこらしては道行く人の関心を惹こうとしています。たとえばこんな具合です。


OBAMA WANT CHANGE, CAN YOU HELP ME TOO! WITH SOME CHANGE.

文法をきっちり教えられてきた私たち日本人からすると、「どうしてOBAMA WANTSじゃないの?」と突っ込みのひとつも入れたくなりますが、まあそれはさておいて(笑)。

「オバマはチェンジ(改革)を望んでいる。あなたも少しばかりのチェンジ(小銭)で私を助けてくれませんか?」

という「CHANGE」にひっかけた名キャッチ(迷キャッチ?)ですね。


ご訪問をありがとうございました。
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どうぞ良い一日でありますように!


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