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オリンピック半島の旅を続けましょう。
この大きな半島の中心部にでんと構えるのが、1981年に世界遺産にも登録された「Olympic National Park(オリンピック国立公園))です。ここは、太平洋に面した海岸線と、頂上に雪を抱く山脈、そして「Rain Forest (雨林)」の3つの地域に分かれます。
それでは出発しましょうか。
12時5分
ポートエンジェルスを後にした私たちは
山々を仰ぐ道から下って
家かげひとつ見えない湖に沿って走ります。
天に向かってまっすぐに伸びている針葉樹林は
まるで湖の水面から生えているように見えます。
針葉樹の合間合間、一段低くなったところを彩るのが
秋色に染まり始めた広葉樹です。
この横に長く伸びた美しい湖は
どこまで走っても私たちと一緒についてきます。
これが「Lake Crescent(クレセント湖)」です。
空から見たら
その名のように三日月に見えるでしょうか。
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クレセント湖に別れを告げて
Sappho(サッフォー)→Bearer(ベアラー)を過ぎ
Forks(フォークス)に着いたのが13時15分
霧も晴れ、気温は64度F(18度)まで上がってきました。
この小さな町のアイスクリームショップで
アイスクリームシェイクを作ってもらってちょっと一息。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/db/19a34314ff16720005a48669bb14a7ff.jpg)
13時40分、再び車に乗り込んだ私たちは
今度はおだやかなアップダウンがあるカーブの道を走ります。
これまでは60マイル(97キロ)の制限速度だった道が
半分の30マイルに変わります。
101号線を南に南にと下り
途中、「Hoh Rain Forest(ホー雨林)」の入り口を通り過ぎます。
世界的にも珍しいという
この温帯に発達した雨林のビジターセンターも
アメリカ政府のシャットダウンのあおりを喰らって
扉が閉ざされています。
両側に白樺林を見ながら
さらに南へと走れば、いよいよ太平洋です。
連なる山もあれば、生い茂る樹林もあり、広大な海もある、
これがこの半島の魅力です。
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14時10分
「Olympic National Park Entrance (オリンピック国立公園入口)」の
サインボードが見えました。
車のメーターは15298を指しています。
ということは
シアトルを出発してから165マイル(266キロ)走ったことになります。
ここでもまた、ビジッティングセンターの入り口には
「Shut DownのためClosed」という貼り紙が出され
人影もありません。
(続く)
次はいよいよ目的地の「Quinault Lake(キノート湖)」と
「Quinault Rain Forest(キノート雨林)です。
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!
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