月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

新春を寿ぐごあいさつ 2021年

2021-01-04 00:24:00 | 春夏秋冬の風

 



 


 

謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆様方のご多幸と安寧を心よりお祈りいたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

19日から21日まで雑務で東京参上しましてから31日の午前零時まで、ある締め切りの仕事をしておりました。

23日(水曜日)には、シャンソン歌手と編プロの取締役のKさんと京都・出町柳のカンティーナロッシのイタリアンや、おうちクリスマス、28日(月曜日)には三宮の京鼎樓で、小籠包、台湾ビール!といった、お楽しみもありましたけれど。

 

昨年は、コロナ禍ということもあり少し焦り気味に石にかじりつくように仕事に翻弄されていたのかもしれません。一心もよいですが、それだと気付かないこと、いろいろあるんです。

そういう意味で、ことし2021年は自分の立ち位置を確認しながら、遠くから近くからと場所と角度をかえて眺めつつ、様々なことに取り組んでまいりたいなといまは思っています。

戒めとしては、じぶん事ばかりでなく、「いまの時代に必要」だと思うことを届けたい、そのためには論理的にキチンと視て、行動していくことが必要なのだと思います。

 

ネットのデジタル文字で文章を読むようになってから早読み、早書きも増えました。後で反省するところの多いこと。知らずしらずのうちに読み飛ばし、書き飛ばしをしている。これはとてもよくないことです。だから、いまの気持ちや伝えたいことをこの言葉(表現)で本当によいのか、と慎重に修正しながら選ぶ眼、先を急ぐのではなくじっくりと「待つ眼」も、純粋にもっていきたい。ま、いいわ、と間に合わせの言葉を少しでもなくしていきたいです。

 

 

さて。

お正月は普段より、お祀りする神棚の榊を2倍にします。

床の軸も新春らしい改まったものに着替えて、オレンジの千両、菊、松などを花瓶にいけました。

 

縁起ものばかりをつめた恒例のお節料理も、手作りしてしめやかに。今年の掃除は、ごしごしと水まわりを磨きまくりました。

磨きながら、これ大事だ、と。仕事場の掃除をするついでに、机の位置を少しだけ変えてみました。南と西のコーナーそば(南と西側に窓あり)に。そうすることでグッと空に近づいた気がします。午前中には山の尾根や谷間をみながら、夜にはバーのとまり木のように、山裾にハイウエイを行き帰りする車やトラックのオレンジ色のヘッドライトを、黒海の空に感じながら、こうして書けるようにしつらいました。

 

1日にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサート、2日は最新の8K映像技術を駆使して映像化した谷崎潤一郎が愛したNHKの「陰翳礼賛」などを見ていると、だんだんとお正月っぽいムードに。

あとはステイホームとばかりに一日のほとんどを台所とダイニングで過ごしています。

 

本年もマメに更新できるのかわかりませんが、ことしも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 


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