月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

夏は空が広い

2012-08-03 17:45:38 | 今日もいい一日
八月、ベランダから顔を出すと、

きれいな稜線の山々と水色の空が今日も広がっていた。



夏は、ひとしきり空が広い。
そして、水のような空も、こんもりとした街路樹と山々の緑も
明度がどの季節よりも明るくて
キラキラしたいい感じの色になる。
だから好き!

ベランダから東を望めば、低い丘の間から街が広がっていた。
近くは宝塚だが、その向こうに淀川が、そして梅田のビル街があって、
双眼鏡を使ったら奈良平城京のぼうぼうとした緑の平野だって見えるに違いない。

想像をふくらませると愉しくなってきて、空と緑と、ビルの街を
いいもんだな、と見ている。

今、わたしのおかれている仕事の危機的状況などまったくもって、
知らん顔の夏の光!

今日は宝塚の観光花火大会の日。
8時になったら、夏の恒例のお祭りが
はじまるはずである。

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