夜。突然、アイスクリームが食べたくなってコンビニまで、レクサスを飛ばしていく。
本当にあの車は、乗っているだけでなぜあんなに気分をよくしてくれるのだろうか。自分が上級者になったような、背筋がしゃんと伸びて、風景まで美しくみえるほどであった。
見事に気分がよくなった。桜の外周を遠回りして、いつものように駐車場にいれる。そして限定品の桜のアイスを食べながら、ふと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/a3/0a7e5d5029c3bf5243cbe15d4319db34.jpg)
この世の中に、ごく普通のものと、特別なものが確かにあるのだ。
このアイスであっても然りである。
100円のアイスと280円の限定アイス。
食べた後の満足感が違うのかな。うん。このアイスは桜餅のような後味。桜のはちみつに似た香りがする。
既製品と、ちょっと特別なもの。手づくりの心のこもった品と。
おいしいものだって、普通においしいものと
魂の入った涙が出るほどの完璧な食べ物がある。
文章だって、もしかしたら…。いやもしかしなくても…。
ごく普通にするするっーと読めてしまう文章と、たったの1行であっても、書き手の肉声がこもった文章というのが存在するのである、事実。
完璧なものなんて、当然求めはしないけれど。
無駄なものが一言だってない。シンプルなものがどうしてできないのかなー。
長く仕事をしていても、私はどうもいつも迷ったような。ああでもない、こうでもないと、悶々としたものがつきまとう書き手であるなあと情けなくなるなぁ。
(時に奇跡のようにスルスルっと整理される時があるけれど)。
料理の時は、冷蔵庫をみるだけですぐさまメニューが浮かぶし、
迷うことなくスパッと1回で調味料を入れ、
味見などほぼしなくて1発勝負で仕上げるのに…。うーむ。
真実の言葉がすーと見えてくる。明晰で、クリアな視界と思考。
それらを日常化したいけれど。
特にコピーというのは、面白いけれど悩むなあ。
ま、その手前のところにいてはただくるしいだけ。
ほんとにおいしい!
コンビニの桜味。セブンイレブン桜あんぱんもおいしいョ!
自然に食べているこのアイスの美味しさも
きっと生み出されるまで多くの苦労があったのでしょうね…
最近またまた、どこにもいかず誰ともあわず、ひらすら机に貼り付くお籠もりの日々が続いています。