6月20日、2ヶ月ぶりにオランダに到着したこの日は、ユーロサッカーのまっただ中。
オランダが強敵フランスをくだしたばかりで、対ロシア戦を翌日に控え盛り上がってる。
たしか3月はイースターで埋め尽くされていたけれど、今回はサッカーのデコレーション。
オラニエ公(Oranjeと書く。英語のオレンジOrangeと同じ意味ですね)という実在の王族の名から、
オレンジはオランダのシンボルの色として広まり。。。
お祭りの時は町中の何もかもがオレンジ色に染まってしまう。
(対フランス戦では、『オレンジなんか、朝食のジュースとしてギュっと絞ってやるぞう!』
『なにおう!フランスパンなんてポキッとへし折って食べてやるう!』という
ジョークが飛び交ったんだそうです。洒落てるなあ。)
サッカー観戦は国民的行事で、老若男女とっとと家に帰るかパブにこもって、
スナックをつまみながらビールを片手にみんなでサッカーを見ている。
街を歩く人はいない。がらーんとしている。
私も郷に入れば郷に従え、で友人宅で観戦。(時差ぼけで半分寝ていたが。。)
しかし。。。オランダは決勝にさえ行けずに敗れてしまった。
前にも話題にしたとおりなかなか一番になれないオランダ。
視聴者を魅了するサッカーで、いい試合をしたことにみんなが満足しているし
よく言えばあきらめが早く潔い。
楽しみ方を知っている、大人度が実に高いオランダ人なのです。