音楽

今日は父のフルートの発表会で
久しぶりに伴奏者として同行しました。
2年前に肺気胸で手術した父もすっかり
回復して頑張ってフルートを続けています。
レベルは色々だけど、亡き女王のための
パヴァーヌや愛の挨拶など名曲がいろいろ揃って
生の音色、緊張感あふれる演奏を楽しみました。
やはりこうして音楽を楽しむということが
どれだけ私たちの生活を
豊かにしてくれるか実感します。
誰だって生きがいや楽しみが大切。
多くのことに気を使いながら、
精一杯、文化的な生活を守ろうとしています。
そんな流れの中、サウンドオブミュージック
を思い出して懐かしいザルツブルグの写真を
引っ張り出しました。塩の街。音楽の街。
ここは映画でも登場した教会墓地から見た
ホーエンザルツブルク城。
ちょうどザルツブルグ音楽祭の
真っ最中で、音楽に溢れた街でした。

野草園を歩く３

ツイッターにも書いたので
少し重複するんですが
野生のトリカブト（鳥兜）。
昔、この毒を使った事件があって
なんだか印象悪い花のように思いますが
結構その姿が可愛らしいのですよね。
小人のようにも見えるし、
魔法使いの帽子をかぶっている
ようにも見えます。
英語では「修道士のずきん」という
名前が付いているとのことでした。
まるこい蜂が、このずきんに
すっぽりと入って蜜を吸いつつ
受粉作業する。
花から花へ忙しく飛び回り、その都度
すっぽりお布団に潜り込むように
花の中に姿を消す光景もまた愛らしく
メルヘンチックです。

山形蔵王のロープウェーの山頂には
鳥兜駅があって
昔、運転中に外国人にヒッチハイクされた友人は
「鳥兜駅に行くので反対方向です」
とお伝えしたら
「おー、カブを取りに行くのですね！」と
返された....
という笑い話を先日教えてくれました。

野草園を歩く2

ぐんぐん育って雑草のごとく増えて
いくというシュウメイギクは
ウチの庭とは相性が悪いようで
何度植えても根付かないから諦めました。
この丸いつぼみが可愛らしくて大好き。
野原に咲くシュウメイギクは
本当にのびのびとして
堂々として、美しかった。

山形市の野草園は蔵王温泉に登っていく
途中にあり、そこから少し走ると
山形蔵王の温泉街に入ります。
食べ物は美味しいし、自然は豊かだし
温泉のお湯も最高だし
いつも移り住みたいな...と思う。
今みたいな時は特に。

野草園を歩く

トマトばかり食べていた季節は
いつの間にか終わり。
季節はいつの間にか秋になってしまったので
昨日山形の物産館で買ってきた
悪戸いもで山形風いも煮を作ろうかな...。

山形市野草園はとっても良い香りでした。
住みやすい涼しい場所を求めて、海も渡り
1000キロ以上も旅をするという蝶々が
一面のフジバカマ畑に群がっていました。
サラシナショウマ という真っ白な
巨大アイスキャンディーのような花は
えも言われぬ良い香り。
ここにも蝶が群がり、蝶の楽園という感じ。

見たことある花、見たことない花。
鳥の声と、小川の水の音と、虫取りする
楽しそうな子供の声が聞こえてくる
静かで平和な空間をのんびりと歩いて
沈みがちな気持ちも少し和らいだ気がします。
たまにマスク外して歩かないと五感が鈍る。
人混みじゃない野外ね。