自分の声帯を初めて見たんです。
そこに至る馬鹿馬鹿しいきっかけはともかく
実は自分の声帯を見たことがないって
後ろめたさがあったので、嬉しい出来事。
記念写真あるけど、さすがにこの場には載せません。
事の発端は食事後、喉に異物が引っかかり取れないという事態。
硬い何かが喉の奥を刺激して辛い。そういう時に限って
おしゃべりの多い講座の仕事、精神統一して乗り切ったものの
やっぱり苦しくて仙台到着後すぐ耳鼻科へ。
異物は鼻から入れた内視鏡によって喉の奥深く、声帯のほとり?で発見。
正体は硬くて長い野菜の繊維質だった・・・というオチですが
喉の奥から取り出す際「なんだこれは!」という先生の声。
ホラー映画にありがちな女の長い黒髪でも出たかとギョッとしました。
ちなみに私の前に受診した子供はシャケの骨だったみたい。
「え、声楽家?声帯の振動を見せてください」と言われ
再び内視鏡を入れて一緒に観察したりして。
特別珠玉の声帯って感じではありませんでしたが
なかなか愛着湧きます。
欲を言えば、歌っている時の横隔膜の状態というのも
いつか見てみたい・・・。