パリからアムステルダム行きの鉄道に乗り込みました。
ベルギーを通過し、ロッテルダムで乗り換えて
オランダのもう一つの首都デン・ハーグへ。
最後のメイン・イベントは、ハーグの友人に会うこと。
そしてジェネーバ(ダッチ・ジン)の老舗のお店に連れて行ってもらうこと。
(オランダの発音だとイェネーヴァかな)
ここは皇室御用達で、本当に歴史があり、上質なジェネバを作っています。
中を自由に見学させてくれて、試飲もたくさんさせてくれる。
もちろん蒸留酒でアルコール度数が高いので、私は舐めるだけですが
古いの、若いの、チョコレート、ジンジャー、ミントなど味のついたもの。
おめでたい金箔入りなどなど、いろいろあって楽しかった〜。
特にミントは胃がもたれた時などに、薬として飲むこともあった(ある)ようです。
部屋の奥にはゆっくり座って試飲できるスペースもあって。
さらに奥には中庭が。
手前の小屋に調合部屋(?)。そこでブレンドしている様子。
「博士の実験小屋」という感じ。なんかファンタジー。
もちろん中庭でも試飲ができます。
「あ〜ほろ酔いだわ〜。天気も良いし、いい気分〜。」の図。
前回、フランスのテロ対策の厳しさについて書きましたが
鉄道は本当に徹底しています。
パリからアムステルダムに行くタリスの乗り場は、早くから大行列。
厳しい身体検査を受ける乗客の列ですが、全然進まない。
余裕をみて並んだのに、私の番が終わったのは、出発2分前。
予約の車両は、はるか彼方。荷物持ってこんなに走ったことない、というくらい走った。
乗務員も「急いで急いで!」とか言ってるけど、私の後ろにはまだ
列が続いていたなあ。あの人たちはちゃんと間に合ったんだろうか。
こういう場面に、いくら文句言っても(過去に経験あり)
「マダム、これはね、仕方のないことなんですよ」と、にべもなし。
(日本の駅員さんも、こういう毅然とした態度を見習ってもよいのでは…と
時々、思います。)