温かい木の梁と床。さくらという名の蔵でコンサートをしました。
成就しない恋の、その苦しみを甘受する想い・・・。
複雑なイタリアの詩を理解するのも表現するのも
大変な作業ですが楽しいひと時でした。
(負け惜しみの捨て台詞、未練いっぱいのぼやき・・・感情フル回転です)
さてしばらくクリスマスコンサートモード。最近のお気に入りの詩は
詩編150編。来週歌うのはイタリア初期バロックの巨匠
モンテヴェルディによる音楽だけど、この詩に曲を書いている作曲家は多い。
そしてもう1つ「イエスはどうして死ぬ為に産まれて来たのか」という、
アパラチア地方のクリスマスソング。
この詩を知ると、本当のクリスマスの意味にはっとさせられるのです。