ようやく咲いたクリスマスローズ。
この八重咲きの幾重にもなるひらひらが美しい。
写真を取る時は宇宙服を着て、庭に出ます。
というのは冗談ですが、そんな気分の
花粉症真っ只中の私です。
日がな一日鼻をかむ
...という表現が向田邦子のエッセイにあったような気がして
調べたら「終日家に籠って爪を噛む」でした。
「噛んだ爪が散らかっていないところを見ると、全てお腹に収まっているのだろう」と。
だから骨が丈夫なのだろう、とも。
一方、終日家に籠って鼻をかむ私の周りにはゴミが散らかってゆく。
鼻をかんでいると、いつのまにか一日が終わっています。
庭の花は咲き、私の鼻は裂け。イタイ。
毎年、おんなじことを言っています。
代わり映えのしない昨今です。