陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

おじゃま虫ガラスの浮き玉

2008-06-06 05:18:58 | ねこ
たった3日の5月分給料をもらった。
なんと今どき現金で手渡し。
70代のオーナーがサラリーマンだった頃のなごりか?
帰りの挨拶をした順にもらう習慣らしい。

「少なくてごめんね」
「いいえ、ありがとうございます」

介護保険の報酬では人件費もママならず
オーナーは報酬なしどころか自分の年金まで運営に回していると聞いた。
真面目に働いては儲からない介護報酬を設定している国がおかしいのだ。


ハンドルを切って寄り道。
和雑貨屋さんから古民家での出張展示販売の案内をもらっていた。
たまたまそこは亡夫の友達の実家。
亡夫が馴染んでいただろう旧家と言われる造りの家をちょっと見たかった。

雑貨の広がった向こうの庭も公開中だった。
葬式の後で知ったと訪ねてくれた見覚えのある顔があった。
もう定年退職して妻の趣味の山野草の手入れを付き合っていると言う。
夕暮れが迫って出てくる蚊のために
蚊取り線香を付けて回ったりこまめに気がつく人だった。
万事に大ざっぱな夫と仲良しだったのが分かる感じ。
家だけ見にきたつもりが思わぬうれしい展開。

時節柄涼しげなガラスの小物が目についた。
2人になった我が家の食器棚には多すぎる数のコップが頭に浮かんだが
せっかく来た記念に
カラフル模様のコップと
猫の水に浮かべようと浮き玉を買ってしまった。
ミントを浮かべて邪魔してるのに猫迷惑の追加にしかならない。

わずか3日分給与で懐がちょっとあったかい。
レトロでスローなオーナーも悪くないかも?

浮き玉を入れたら
ふぃんふぃんが水飲み来たので
急いで買ったばかりのコップと記念撮影。
あら?値札をはがしていない

ワタシせっかち


新しい職場は脱力モードで

2008-06-03 05:25:13 | Weblog
『家から近い』に惹かれて決めた職場。
面接に1時間。採用になってから話を聞きに行って1時間半。
オーナーの話はクドイなぁ~の印象はあったけど

  クドイ!
  細かい!

私の席はオーナーの隣。
残りの机は
パート事務さんやらデイサービスの介護士さんが出たり入ったりして使う。
ほとんどオーナーと二人っきりで仕事をする事になる。

もう、なんど言ったかな?

  『お言葉を返すようですが…』
  『逆らうようで申し訳ありませんが…』

介護保険に対する理解がないし、ケアマネ業務はほとんど分かっていない。
分かっていないのに横から口出しが多い。
会社全体に係ることならオーナーに従うが
ケアマネの仕事域については『違う判断』は『出来ない』ときっぱり言う。
説明が面倒くさいけど。

オーナーの年齢は定かでないが、70歳は越えていると思われる。
PCには一切触れない。
頼んでも事がすぐに行われない。
恐ろしい事に私の初出勤日を忘れていた。

 『今日からよろしくお願いします。』

 『あれ?今日でしたか?明日かと思った。』

そういう会話から始まったのだ。
採用前から頼んである仕事ケイタイと名刺がまだ手元にこない。
今日も『まだか?』と問う。

仕事はダラダラしない。
今のところ定刻に来て、定刻に帰る。休憩はちゃんと取る。
休憩もとらないオーナーの隣では休憩にならないので
隣の部屋で本を読んだり散歩に出たり。

オーナーは新聞記事の切り抜きに熱心だったりして
市会議員もやってるから
ここの仕事ではなくて、そっち関係の資料集めをやっているのかも?

ひとりケアマネなのでケアマネ同士の横気使いが要らない。
その分、責任が重くもあるけれど前任の仕事ぶり見ていれば
あれでなんとかなっていたのかとあまり緊張感がわかない。

前の所であまりに前任の仕事がズサンだったから
真っ青なって
残業やら休日出勤やらで焦って正そうとした経験が効いて
今回の目の前のぐちゃぐちゃに焦りが出ない。
こちらは利用者件数が少ないから前より把握がし易いので
肩に力が入らないでいられるのかもしれない。

引き継ぎの前任も説明に要領を得なかった。
肝心な事より瑣末な事に始終し、聞くのをあきらめた。
書類の整理も必要なものがあっちこっちに突っ込んであり
完全に私ナイズする必要がある。

一応、昨日で引き継ぎ終了。
前任は最後までケアマネ管理ソフトにしがみついて何をされていたのやら?
PCも激しく苦手な感じだった。
彼女のソフトに関する説明は『あれ?』とか『どうだっけ?』ばっかり。
利用ソフト利用料に含まれているお困り相談電話に聞いた方が早かった。
65歳。お疲れ様でした。

今日から一人立ち。
やっと自由に仕事が出来ると言う感じ。

明日はお休み。
週休2日が連続でなく、日曜日と週の真ん中っていうのも
週末には家が大荒れで気が滅入る事態ならなくて良いかもしれない。
平日にしか開いていないところが利用できる。しかも休日ほど混みあってない。

有給休暇はアバウトっぽい感じで
旅行とか続けて休んで良しと聞いたから、キツクなったら休もう。

分からない事があったら前任が来てくれると言うことだったから
気負わずに職務遂行。
ぼちぼちまいりましょう~♪

私がピリピリしていないから息子も落ち着いている。

母は仕事で疲れていると思ってくれているらしく
夜の洗濯干しは息子の仕事なった。