陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

野良にメタボはいない

2008-06-14 20:55:26 | ねこ
橋で本土とつながった島に利用者を何人か受け持つ。
島にはいっぱい野良が居る。
人を恐れることもなく、そこいらに自然なポーズで居る。
おそらく漁のおこぼれをもらって生息しているのだろう。
そこに住んでいる人たちからも迫害を受けないで共存している感じ。
写真に撮りたくてムズムズする。
看板車に乗って、会社の名札ぶら下げてさすがにカメラで追うわけにもいかない。
ふっふっふ。
本日、こっそりデジカメをバックに忍ばせて、隙あらばの下心で島回り。

運よく「失礼します」と出た玄関に猫が寝そべっていた。
じっくり構えもせずパシャと1枚。
贅肉がなくシャープであらせまする。

ちょっと同じ三毛であるウチのちゅんちゅんと比較をしてみよう。

↑齢14歳。完全室内飼い。
これでもちょっと高齢にゃんになって口内炎を患って痩せたのだ。

広々とした外界で過ごす猫は
縄張りもありストレスに常時さらされているから短命であると聞く。

猫生としてどっちが幸せなのか?

人間も人生85年、90年時代。


デイサービスに来ている認知症の女性は
夕方が近づくと、
家に帰りたいと言い出す人が多い。
家事をしなければ、家族の世話をしなければ
という長年習い性が
外出先であるデイサービスなんかに居る場合じゃないと焦らせる。
お家にはもう誰も待っていない。
むしろ預かってもらって家族がホッとした時間を過ごしていると言うのに。


後期高齢者医療保険料は長寿医療保険と名を変えたらしいが
本日も訪問先で
「これは何?」と年金額決定のハガキの説明求められた。
『早く死んでください』と言われているとまで思う人のある医療保険。
天引きについてだけ
かすかに聞こえる右耳に口を近づけて大きな声で説明した。
内容までこの方に理解はむつかしかろうと思えた。

法治国家に生息し野良にもなれない我らは幸せなのかしらん?