陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

暴走老人の本を読んだら現実に

2008-06-27 07:24:08 | Weblog
老人の起こした柏市の惨事

家族に邪魔者にされている感じはどこの家にもありそう。
同居が必ずしも幸せでないと多くが感じている。

露骨に老いた父母を怒鳴る声がいつもしている家庭がある。
虐待とはどの辺りに境界を引くのだろう?

怒鳴っている実の娘がポロっと漏らした。

『あの事件は他人事とは思えない。』

夜寝る前には両親に優しく出来なくてごめんなさいと思うのに
朝が来たらまた怒ってしまうと。

介護に煮詰まっていながら、
老いた姿の両親を恥として人の手を借りる介護サービスが使えない。
家族が要るのに他人の世話は要らないと娘を追い詰めている事に気付かない。
双方が他人の目を気にして
介護受ける人もする人もぎりぎりの所へ来ている。
似た者親子の不幸。

どちらからの愚痴も聞きつつ
気長に介護サービスがあることを伝えるくらいしか部外者はできない。
惨事に至らないことを祈りつつ。