陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

息子の誕生日も忘れていた

2008-06-28 05:29:56 | Weblog
ようやく新しい職場で1ヶ月。
不思議と職場を変わって頭がパニクっている時に姑の入院が重なる。

ひとり分の仕事量もないのに、新人ケアマネが雇われた。
履歴を見れば息子とおない年。
しかも誕生日がちょうど1ヶ月違い。
特別養護老人ホームの介護士を辞めて
せっかく取った資格を生かしたくてウチへやってきた。
仕事がないんでずっとデイサービスの手伝いやら
訪問介護の穴埋めをさせられている。
私も変わったばっかりなので私の利用者を渡すのは利用者に失礼。
何と言っても
私と前任の間に2週間でギブアップしたケアマネを挟んでいる。
担当変更は事業所の信用問題になる。
なんとか彼女に仕事を作ってあげたかった。

地区のケアマネの協会への入会を手配してあげ
包括支援センターに仕事依頼をしに行き
やっと彼女の初仕事が出来た。
今日、2件同行する。
経験2年目で後輩の指導はおこがましいが仕方ない。

併設デイサービスの利用者をちゃん付けで呼ぶことにも
月末の初会議で抗議するつもり。
不快だと言って利用者がデイサービス変更を求めてきた。
むきつけに言えないので、ポカッと時間が空くと策を練ってしまう。

利用者数は少ないけれど、
なんやかやと仕事が回り出した。仕事エンジンが温まってきた感じ。

術後順調な姑の所へは
夕食を終えてから散歩を兼ねて行く。
病院は緊急出入り口しか開いていない。
姑の様子見てぶらぶら洗濯物を持って緊急出入り口を出たら、
停まったばかりの車に呼び止められた。

前の前の会社の施設職員さんだった。
入居者が具合が悪くなって救急受診しに来たと言う。
見れば私の担当だった人。
救急での診察を断られ続けて4件目との事。
意識朦朧で倒れていたと言うには
にこにこ顔で私をなつかしんで居られる。
車から車いすへの移動は私に抱きついてもらって久々に介助。

こだわりの多い人で各事業所泣かせだった。
連絡調整係の担当ケアマネの私は走りまわされた。
懐かしいでもらえるってケアマネ冥利に尽きる。

  まいどの低血糖かしらん?
  何か口にして回復?

小声で職員会話をして
念のため受診と車いすはドア内に消え
私は夜の帳の帰路に付いた。

そんなこんなで完全に息子の誕生日を失念していた。
28歳になった。
28年前の初出産がちょっと前の事のように思える。

赤ちゃんに最初にかけた言葉をTVで特集していたけれど
私はなんて声をかけたんだろう?

自宅破水して病院へ入ってから二晩微弱陣痛が続き
ついに陣痛促進剤を打たれ
いきなりきた激痛の中で誕生した彼の産声は覚えている。