作家の猫 2 (コロナ・ブックス) | |
クリエーター情報なし | |
平凡社 |
作家さんはいいなぁ~職場が家だったりする。
家には猫が居る。
勤め人と違ってずっとずっと猫と居ることが出来る。
この2冊に登場する作家とは単に文筆家だけでなく画家、音楽家…いわゆる猫バカ芸術家大集合。
本人の猫に対する思い、その家族の証言、それからそれから可愛がられた猫たちの写真満載。
どこから読んでも、どのページを見てもニタニタしまうにゃり=^_^=
へぇ~あの先生もこの文豪も猫バカさんでいらっしゃいましたかって親しみがわく。
猫作家の巻末にある「猫の名作文学館」は全部メモしておいて、片っぱしから読んでみたい。
中には良く知っている大好きな本も入っていて嬉しくなる。
飼われた猫ちゃんたちの名前も全部載っている。
名付けにも個性が窺える。
ちなみに我が家で飼ってきた猫の名は
真っ白猫のゆき、
その子のちょびとすず。
ふぃんふぃん・ちゅんちゅん・
そして今居るモコ。
猫バカでは作家センセたちの負けない。
ちょっと気に入った佐野洋子の詩?を最後に置いておこう。
猫を飼った。
三年ほどして犬を飼った。
犬と猫は顔を合わせると、
フウーッと毛をさかだてた。
犬と猫とはそういうものだろうと思っていた。
しばらくして、生まれたばかりの子猫をひろってきた。
黒い子猫は、犬のそばに行き、犬のごはんを食べた。
側で犬が首をかしげて困ったような顔をしていた。
そのうちに子猫は、
犬小屋の中の犬といっしょに寝ていた。
犬は子猫をなめてやっていた。
ある日、子猫は犬の耳と耳との間に座り、
手で犬のひたいをひっかいていた。
犬は目をつぶって、じっとしていた。
古くからいた猫が、それを遠くから見ていた。
佐野洋子さんは言わずと知れた
100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1)) | |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
本日の歩数 15,898歩
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