陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

今日は休息

2006-08-03 08:22:58 | Weblog
寝不足のふらつきがあり、仕事はお言葉に甘えて休みにしました。
朝、出勤前の従兄に

『私がイヤならケアマネおりるから!』

啖呵を切ってしまったり…自己嫌悪…息子見習って理知的に、理論的にならぬば…

認知症の放置と高齢者カモの悪徳商法と

2006-08-03 06:15:36 | Weblog
入浴していたら、電話が鳴った。息子は合気道に出かけて居ない。
素っ裸で受話器に突進。子機が壊れて久しいから親機まで。
実母からだった。夜9時以降に電話してくる人ではない。

母の姉、私の伯母から電話があったと言う。
息子も嫁も帰って来ないと。

母から
最近、伯母が認知症が進んでいる上に
死にたい死にたいと言うと相談があった。

ハイ、ケアマネとしてかかわり始めました。
この辺りが実は帯状疱疹の大きな原因かもしれない。

朝8時には嫁も従兄も出勤して伯母ひとり。
夜は早くても嫁が6時半帰宅。
従兄は夜10時前後と言う。

とにかく母と同じ日にデイサービス利用をしてもらう事にした。
母は要支援2。
この4月改正から週に2回までしかデイサービス利用ができなくなった。
とりあえず伯母も同じ日に二回。
従兄夫婦の居なくなる朝の8時から
デイサービスの迎え9時半までに
デイサービスに行く事が記憶から消えてしまう伯母。

たまたま車で5分程度のところに母は住んでいるので、
仕度をして出勤前につれて来てもらって、
母と一緒にデイサービスの迎えを待ってもらう事にした。

初日、仕度すらおそらく手伝えない家族状況が見てとれたから
母の家に待機して、伯母を待った。

デイサービスに持って行くカバンを伯母と共に改めた。
出て来る、出て来る不用品。

腐った干し柿。お菓子。
半年前まで、近所の友だちが亡くなるまで一緒に行っていたデイサービスの連絡帳。
いつ使ったか分からないハンカチ。はぶらし。
封筒入りのお釣りと見られる現金。
全部出して、バックのゴミを振るって捨てて、
伯母と確認しながら、要る着替えだけ入れて、
余分なモノはまとめて母の家に預かってもらい、
ゴミとおぼしきものは了解を得て捨てさせてもらった。
家族にまったく伯母の世話をする能力のなさにため息が出た。

デイサービスでは母にぴったり寄り添って、
ちょっとでも姿が見えないと不安で探し回っている。
同じ事を何度も聞く実の姉の変貌に
母も我が身の疲れも忘れて世話をしてくれる。

デイサービスの職員が私に母が疲れるから、
来る日を変えたらと私に言いに来た。
逆だろう。
母と一緒に来る事で慣れてもらっている最中。
母の疲れが分かれば、職員がちゃんと対応してくれるべきだろう。

言いたいのをグッと堪えて、ゆっくり職員に説明する。

 もう少し待ってねと。

とにかく入浴を済ませて、10時前。
伯母が朝から夜のこの時間まで一人と言うのは本当だろうか?
火を使う事もあぶない彼女ひとりで!
夕食はすんだのだろうか?

電話のコール12回。伯母が出た。

 こんばんわ。私。みかんです。

 ふんふん、わかるよ。
 今、誰もおらんのよ。誰も帰って来ん。
 言って出てくれればいいのに心配で心配で。

嫁の車の帰って来た車の音がしたと言うから、
本当に朝から本当にひとりぽっちだったんだ。

帰って来た嫁に思わず言ってしまった。

 あなた達は伯母さんの状態に危機感がなさ過ぎる。
 お昼ご飯を食べたかどうかまで、忘れる伯母さんの状態を知っていますか?
 もう、火を使わせてはいけません。
 袖に火が付いて焼け死んだ人を実際に知っていますよ。

 こんな状態の人を放置しているのは虐待です!

言うつもりではない言葉がポンポン出てしまった。

身内のケアマネなんかしたくなかった。
伯母でなくかったら、もっと冷静でいられるだろう。
あんなに子供の頃、可愛がってくれた伯母だった。
辛い時にぽろっと慰めの言葉をくれた伯母だった。

伯母の認知症は相当進んでいる。
幼子のように守られていないと、
記憶が無くなる自分が不安で不安でしかたがないのだ。

伯母の状態すら見ようとしていない同居家族。
同じ事を何度も聞くとウルサイから2階に逃げると言い放った。

介護保険も切れていたから、
もしかして認定がでなければ実費だと告げたら
伯母の金だから、私たちに関係ないとも言った。

もう伯母には金銭管理は無理。
煩雑な手続きも無理。

今日、グループホームの空き状況を調べてみようか?
家族と居る事が幸せにはとても見えない。
でも、伯母の気持はどうなのだろう?


その電話が終ったところで、息子帰宅。
母に話があると言う。
目が据わっている。
聞かねばヤバイだろう。

昨夜の話に戻る。
姑86歳がどう考えても悪徳商法にだまし続けられている実態を
息子が居ない間にと、私が消費者相談している電話の最中に運悪く帰ってた。
聞きかじった事はとことん知りたがる。
隠すと俺を信用していない。馬鹿にしていると激高する。
息子にとっては、尊敬してやまない祖母である。
おそらく今日、実態把握に姑を訪ねたのだろう。

以前、私に姑から相談があったから
止めとけと言ったにも関わらず施行を頼んでしまった
サニックス、床下換気扇工事。

そして最近、
それを回す電気を作ると言う太陽光パネルが2個。
軒の上に燦然と輝いている。

 『私はだまされやすいのよ』

と言う印のように家に付いていると知り人から通報があった。
うすうす気がついていたが、買ってしまってる品…
 
 開運印鑑、羽毛ふとん・・・

サニックスの件の時に姑が私に言った言葉が私からの忠告をためらわす。

 『私のお金をどう使おうとアンタに関係ない』


純粋な息子は姑は

  だまされていない確証を得たと、

私に詰め寄った…

結論だけ言われても…
不服が顔に出たのをサッと察知して
息子の怒りが沸騰した。

ゆっくり、理詰めで、納得いくように。
アスペルガーにはアスペルガーの理解方法がある。

話すと長い…またくわしくはまた次に…

とにかく
かぁさんは寝ないとだめな病気だ

と説明して、
話の途中で切り上げは気持の悪いアスペルガーに申し訳ないが
話は尻切れとんぼで止めてもらった。

心配してくれたのだろう。

 もう寝た?

と、消灯して10分後うとうとし始めた頃、息子の声。
彼なりの不器用な優しさが胸に詰まって、
余計に目覚めていまった。

睡眠薬が効かない夜が明けた。
ほんとに、体に悪いなぁ~
もうちょっとだけ眠ろう。