愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

宇都宮けんじ都知事候補の勝利でシンプルで環境に配慮したオリンピックを!

2014年01月29日 02時35分44秒 | 都民のための都政をつくろう



 2020年には東京オリンピックが開催されます。オリンピック成功は東京都として非常に重要な仕事です。私は、猪瀬前都知事が東京オリンピック招致活動をしていたことについて反対していました。この理由は、東日本大震災の被災者、福島第1原発事故被害者の生活再建への支援、国民生活の向上を再優先にするべきであり、オリンピックに力を注いでいる場合ではないということです。しかし、IOCがオリンピック開催地として名乗を上げていた都市の中から東京都を選んだ以上、オリンピック成功へ力を尽くすことは東京都及び日本の国際社会に対する責務になります。国際社会の意向を尊重する観点からオリンピック返上をことさらに主張することは、今となっては現実味を喪失していると同時に国際社会に対する信義則に反してしまいます。ですから、オリンピックを成功させることが東京都知事の責務となってきます。

 東京オリンピックに際して巨大な競技施設をいくつも新設する必要があるかというと、決してそうではなく既存の施設で基本的には対応できると宇都宮けんじ都知事候補は言っています。例えば、宇都宮けんじ都知事候補が指摘しているように8万人規模の競技場を建設しても8万人規模の動員力を持っているイベントが今だったら『嵐』とか『AKB』のコンサートくらいですから、巨大なハコモノを建造してもその後赤字を垂れ流す状態が生じてしまいます。オリンピック終了後に建造した施設が赤字を垂れ流して都財政を圧迫するようでは東京オリンピックの真の成功とは言えないわけです。経費を最小限に抑えながらオリンピックが終了した後に都民の福祉の増進につながるためにはどうしたら良いかを考えれば既存の競技施設の整備を中心にすることが良いわけです。

 オリンピックの真の成功を考えれば、自然環境への配慮は大切です。現在、私の居住地の江戸川区ではオリンピックに関連して葛西臨海公園におけるカヌーのスラローム競技場建設のことが問題になっています。日本共産党・小俣則子区議会議員のブログには、宇都宮けんじ都知事候補が葛西臨海公園に視察しに来たことが掲載されています。宇都宮けんじ都知事候補は、シンプルで環境へ配慮したオリンピックをめざす立場をとっていて代替地を検討しています。葛西臨海公園は、東京湾沿岸の汚染や埋め立てによって壊された自然環境を蘇らせようと整備されて成り立っています。葛西臨海公園の成り立ちを考えれば、東京オリンピックを口実にして自然環境への破壊をもたらすことは、愚かなことです。オリンピック終了後に葛西臨海公園において残っているのが、せっかく自然環境再生のために造ったはずの公園における自然環境破壊の爪跡では、オリンピック成功とは言えません。
【参照記事】http://jcpedogawa.jp/omata/?p=1594

 宇都宮けんじ都知事候補は、自らの足で様々な地域を視察してシンプルで環境に配慮したオリンピックへの最も明確な政策と問題意識を持ち政策を提起しています。2020年の東京オリンピックの真の成功のために宇都宮けんじ都知事候補への支持と支援の輪を拡げてください。

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