愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

【脱原発の歌】RANKIN TAXI - いくら安全でもゴメンだ [1988] より

2011年05月21日 22時50分30秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等


 原子力発電所に関して政府と電力会社が一体となって振り撒いた安全神話がいかに空々しいものかということが、1988年に作られた曲を2011年の今聴くと実に鮮やかに浮き彫りになってきます。

 炉心溶融が起きてレベル7でチェルノブイリを超える放射能汚染が発生し、いまだ事態の収束の目処がたっていません。

 日本列島のように地震の巣になっているところで原子力発電所を造り続けるのは論外として、現在ある原子力発電所にしがみつくということも実に狂気の沙汰です。

 脱原発ということを前提としてこれへの固い決意のもとにエネルギー政策を転換していかないと代替エネルギーをどうするのかということにすらなりません。原発推進派のなかには、脱原発をすすめようとする人や勢力に対して代替エネルギーはどうするのかと言う論立てで原発を容認させようとする人がいます。原子力発電所に事故が発生したときのリスクを考えれば代替エネルギーが確立できたらということではなく、原子力発電所への依存を脱出するということと代替エネルギーをすすめることとを一体となってすすめていくのが道理というものです。

 RANKIN TAXI の曲は軽快なリズムの中に鋭い批判精神があるのを歌詞の内容から汲み取ることができます。

 現在と未来のために原子力発電所への依存を脱却していこう。

 脱原発はもう誰にもとめられない!


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【脱原発へ】「誰にも見えない、匂いもない 2011」

2011年05月21日 15時18分21秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等



 ランキンタクシーは、原子力発電所の危険性とこれを推進する政治の欺瞞を20年前から歌っていました。30年前のスリーマイル、25年目のチェルノブイリの原発事故をふまえてランキンタクシーは曲と歌を作っているのが「誰にも見えない、匂いもない」です。動画サイトYou Tubeで最近見つけたの「誰にも見えない、匂いもない 2011」は一部の歌詞が現在の情勢に適合するようにオリジナルとは変わっています。それでも、根本は変わっていません。

 脱原発は、もう日本社会においては引き返すことのできない流れです。ただし、この状況を直視できない、しようともしない勢力が原発にしがみつこうとしているわけですから油断はできません。

 チェルノブイリを超えるという深刻な事態を乗り越えていくために現実を直視しながらのユーモア・笑い、そして原発推進政治への持続した怒りというのが必要なときです。

 日本にある原子力発電所については、浜岡の原子力発電所の停止で済む話ではありません。政府と東電は期限を決めて日本全国の原子力発電所の廃炉へのプロセスを作成して国民に提示してこれを実行するべきです。

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