愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

中川昭一氏(前大臣)の酒勇伝

2009年02月20日 23時21分46秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等
 17日に大臣を辞任した中川昭一氏のG7後の記者会見での失態は大臣にあるまじきことです。先日のG7後の記者会見でろれつがまわらず、自分が何を言っているのかさえ分かっていないかのような失態は、これがはじめてではありません。しかも、その後の釈明の内容も見苦しいとしか言いようがありません。なにが風邪薬ですか。確かに風邪薬のなかには眠気やめまいを引き起こす成分が入っています。抗ヒスタミン剤など。私自身、アトピー性皮膚炎の症状を悪くしないための薬を日常的に服用していてなかには、眠気やめまいを引き起こす成分が入っていて、種類や体調によりこの副作用に悩まされることは少なくありません。しかし、量を多く飲んだ、例えば一錠でいいのを間違えて二錠飲んでしまったとしてもろれつが回らなくなるようなことはまずありません。これは、自分の経験でも断言できます。

 それにしても、大臣を辞任した中川昭一氏の酒勇伝は、あの記者会見がはじめてではないというのです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000004-yom-pol

 重要なヤマ場になると飲まずにはいられないとのことです。だいたい、一国の閣僚ともなれば彼あるいは彼女の言動の国民に与える影響は大きいです。また、場面によっては世界政治への影響すら軽視できないわけです。これが閣僚になる、ということです。とくに日本は経済大国なので閣僚の言動は世界政治にすら影響を与えうるのです。だから、そのプレッシャーは一般人には想像できないようなものがあるかもしれません。それであるがゆえに、重要なヤマ場の前に酒を飲まずにはいられないような資質の持ち主に、党派を問わず閣僚が務まるわけがありません。ネットで検索するだけでもここで示したように、重要なヤマ場の前に中川氏が飲まずにはいられないほどプレッシャーに弱いような情報がすぐに出てくるくらいですから、麻生首相の任命責任に関しては、閣僚としての資質に欠ける人物を任命したことの責任はまぬかれません。知らなかったといえる状況すらありません。麻生首相の見識のなさといい、このたびの中川昭一氏の問題といい、まさに自公政権が政権担当能力を喪失していることが本当によく現れました。

 さて、話が変わりますが、最近にわかにマスコミが小泉前首相を反麻生として虚像を作り上げ持ち上げようとしています。小泉前首相は、新自由主義政策をドラスティックに実行し日本社会に貧困を広げた張本人です。あのような人物が持ち上げられる状況を私は懸念します。

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