私の人生が変わった、岡村甫先生の少人数ゼミと同じタイトルだと思いますが、私も2年前からやっています。岡村先生と違うのは、コースの教育プログラムの制限で、回数が5~6回しかないところです。さて、今年の少人数ゼミも終わりました。6名の受講生からレポートを出してもらっていますが、それらは私の本家ブログで公開します。ここでは、3年生の男子学生2名のレポートをご紹介。
まず、一人目の小池陽平君。
「少人数ゼミを通して感じたこと
◆自分が知らないだけで、目の前には広い世界がある
これは、コンクリート分野において最前線で活動している人達がいること、日本を変えるために尽力した(している)人など、今まで知らなかった人の存在もそうですが、社会の重要な問題、命についての問題、家族についての問題、人間性の問題など、もしも考えるきっかけ(今回の少人数ゼミなど)がなかったら知らなかった世界が沢山ありました。実は全ての人がそのような広い世界の中にいるのにも関わらず、その場限りの楽さを求め生活しているだけでは非常に狭いエリアでしか生きることが出来ないことを学び、自分自身の過去の生活を反省するだけでなく、これからの生活の目指すべき方向性が見えた気がします。
◆読書の重要性
私は昔から読書をする習慣がなく、大学生になった今でも読書は殆どせず、必要な情報はインターネットで集められればいいと考えていました。そのため、この少人数ゼミで「7つの習慣」という分厚い本を読むことを指定されたときは正直、嫌だなと感じていました。しかし、指定された本の中には自分にとって有益だと思える情報が沢山あり、さらにそれらを自分のものに出来る快感、また読書に没頭することで入ることの出来る世界があることを体感し、「読書は意外といいものだ」と思えるようになりました。読書することの素晴らしさを、人の言葉だけによってではなく、自分自身で得ることが出来たのはラッキーだったと思います。
◆自然と前向きに
秋学期が始まった辺りから自分の中で様々なことが重なり、それが自分の中でモヤモヤと悩みの種になっていました。そのせいで生活の調子が悪くなったり、ネガティブな気持ちになっていることも多くありました。また少人数ゼミの指定本である「7つの習慣」で取り上げられていることを、将来の自分自身のためにも実行すべきだとは感じていますが、やはり一朝一夕で実行出来るほど甘くはないことを、この本を読んでから頻繁に感じています。この他にも大変だな、難しいな、と感じることは多くありますが、この少人数ゼミを受講したことで「それを乗り越えていこう!」という気持ちを持てるようになったと思います。先生がよく言われている「青天井になれ!」ということもこのことに少し近いのですが、自分はまだまだ出来る、乗り越えていこう、と思えることで、難しい問題も段々と難しい問題ではなくなってくるのではないかと思いました。ちなみに、今まで座右の銘などは考えたことは無かったのですが、「青天井になる」は自分の座右の銘候補です。」
二人目のレポートは次の記事で!
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