細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

あと3週間

2015-12-07 05:54:59 | 職場のこと

今朝は4時半に起床して、次女と私のお弁当作成。次女も大好きな、豚肉ロースでシソと梅肉を巻いて焼いたものがメインのおかずです。

さすがにこの時期は厳しく、出張も多いので、書類作成や原稿執筆、講義の準備等を回していくだけで精一杯です。10月に入ってからあまり原稿を書けていませんが、現在指を折って数えるだけでも片手を超える原稿が溜まっているので、年末年始はいそいそと原稿執筆や学生等の論文の添削に励む期間になりそうです。

今週終盤の11日(金)は、鞆の浦の鞆中学校にて、国語の先生の授業の中で防災をテーマにした新しい授業のチャレンジが始まっており、私も授業に専門家として参加します。全7回の単元で、最終的には中学校1年生の生徒たちが防災新聞を作成する、というものです。生徒たちが話し合って選択した、地震、火災、土砂災害というテーマについて、先ほど、私がこれまで蓄積してきた情報を、担当の先生に送りました。それらの情報も適宜活用してもらいながら、生徒たちの議論が進み、専門家への質問を準備していくようです。私が登場するのは、第4回目くらいの設定になっています。最終的に、どのような防災新聞が出来上がるのか、またこの新しい授業が、来年度以降、どのように展開していくのか、とても楽しみです。

鞆中学校では、年明けにも理科の授業で担当の先生が防災の授業にチャレンジするのを私が支援する予定になっています。

来週の18日(金)の午後には、西湘高校でも高大連携の一環として私が授業を行うことになっており、ここでも防災、土木工学について授業をする予定です。

私の防災に関する研究活動はまだ体系的にはなっていませんが、少しずつ種まき、実践が進んでいる状況です。焦らず、実践を重ねていくつもりです。

一方の、本業の、コンクリート構造物の品質確保、耐久性確保についても、今週の9日(水)は福島河川国道事務所での勉強会、来週の16日(水)は三陸国道事務所での勉強会に登壇します。 こちらは慣れた仕事ですので、現場での実践が少しでも良い雰囲気で前進していくよう、私にできる役回りをしっかり努めたいと思います。17日(木)には南三陸国道事務所で、トンネル覆工コンクリートの品質確保の手引きの議論です。重要な仕事が続きます。

限られた時間で仕事の準備をし、回していくしかないので仕事の質を高めるのが容易ではありませんが、これまでの蓄積の活用と、わずかな時間でも上積みをする努力を重ねるしかありません。

あと3週間、一息付けるまで、師走が続きます。 


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