細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

改革は痛みを伴うもの

2007-10-01 22:26:52 | 職場のこと
改革を実行するときは、ある程度の痛みを伴うものです。

私が研究室を改革してきた過程で、身近に見ていて「?」と思ったことのある人もいたかと思います。今晩、林さんと夕食していて、林さんも「?」と思った私の手法があったそうです。今は、その真意が分かったようです。

基本的に、私は、私個人だけが良くなるような方向では考えてません。一時的には、そう見える施策も、結局はもうちょっと大局的な目標を見据えてのものがほとんどです。

もちろん、私個人がハッピーでなければ、周囲にプラスのエネルギーをもたらすことはできないので、ある時期は私個人のためにやっていると思われても仕方ない時期があったのかもしれません。

本当は組織全体がハッピーになればいいのだと思いますが、それにはものすごくエネルギーを費やします。トップの目指す方向性に必ずしも同意しないメンバーは、どの組織にもいるからです。ここがすごく難しいところですが、私の目は組織の外に向かい始めました。ここが、改革に伴う痛み、でしょうか。

教育組織である、ということを肝に銘じますが、人間のパワーには限りがあります。もちろん、組織全体がハッピーになるように努力はしますが、今の私にとっては、組織の外との連携の方にプライオリティーを置いています。

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