39年5ヶ月の人生ですが,もはや決して短いとは言えません。
イギリスの見学会から昨日帰ってきて,今日の日中くらいにふと思ったことが,「これまで経験してきたすべてのことが,今の自分につながっている」という感覚です。当たり前のことかもしれませんが,教育,研究という仕事をしている私にとって,幼少からこれまでに経験してきたプラスもマイナスもすべてのことが,私を支える土台になっていると感じます。
このような人間なので,過去には悪いことも数多くやってきています。また,非常に苦しんだこともあるし,人を傷つけて今になっても後悔していることも多々あります。それらも含み,もちろんプラスの数えきれない経験も含み,今の私があります。
特に教育という仕事は,「言って聞かせる」というよりは,「背中を見せる」「行動で見せる」のが本質と思ってまして,曲りなりにも私の行動や言うことに迫力があるのは,これまで経験してきたことに基づいていると思います。今回のイギリスの見学会での,学生たちとの対話を通しても,そのことを感じました。
私自身,これまで何度も転機がありましたが,また一つ,転機を迎えようとしている感覚を持ち始めています。今の職場に来てから間もなく9年で,近々10年を迎えようとしているのがそのきっかけかと思います。これまでやってきたことをそれなりの形にまとめていくことが今の私には求められています。一方で,では,次の10年に何をするのか,何をしたいのか,が私に問われており,それに対して主体的にアクションを起こす必要性を本能的に感じているのだと思います。
まあ,苦労してもよいし,うまく運んでアクティブに攻めてもおい。何があろうとも,経験した分だけ,自身の肥やしになっていくのだから,どのような状況になろうとも前向きに行こうと思います。
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