細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

師走へ

2012-11-30 21:45:27 | 職場のこと

今日で11月が終わります。

昨日は,念願の軍艦島上陸を果たしました。 以下は有名な地獄段での写真です(長崎市の許可を得て上陸・撮影しています)。



 上陸時は雨が降っていましたが,船がそれほど揺れることも無く,3時間の調査はとても充実していました。長崎市の方と,軍艦島に住んでおられた長崎大学の職員の方も同行していただき,我々の希望ルートをとても上手に案内していただき,大変勉強になりました。

 軍艦島調査の詳しくは別の記事にします。

 調査後に長崎に一泊し,長崎大の松田先生の研究室の懇親会に参加させていただきました。教員が端の方に固まって座ったせいもあったかと思いますが,利発そうな学生さん(男子ばかり)たちと懇意になるまでには至りませんでした。

 その後,松田先生,出水さんと,林さんと私とで2次会。教育について熱く語りました。ご子息を横浜国大の私の研究室に預けたいらしい出水さんのご子息が,奥さんと一緒に迎えに来られて,将来の師弟?が長崎大の門前で会いまみえるという出来事もありました。

 明日から12月ですが,例年より少し早く12月に入る前から土日もフル回転に近い状態が求められそうです。「3分でいいから」執筆中の論文を毎日書く,という自分との約束も今週は実行しています。本当に3分だけ,という日もありますが,毎日書くということは良さそうな習慣で,今後も続けてみたい,続けるべき習慣です。

 日経コンストラクションで紹介されていた,高橋裕先生の「川と国土の危機」を早速購入し,とても秀逸な新書で,我が国に水害に対する危機の深刻さを学んでおり,今年の土木史の講義にも少しでもフィードバックしようと思っています。その他,三橋貴明氏の「2013年 大転換する世界-逆襲する日本-」など,購入済みで読みたい本もものすごい数になっており,読書欲もとても旺盛です。

 研究室の学生たちも,研究を一所懸命に頑張っている様子が顕著で,私も研究の打ち合わせでは,なるべく研究が良い方向に行くように,かつ主役の学生の能力が大きく向上するように,アドバイスや指導できるように全力を尽くしています。

 師走に突入しますが,やりたいことだらけの状況で,体調も良く,刺激的な12月となるように全力投球したいです。