我が家の2才の次女は、よく泣いて駄々をこねるのですが、それをやめさせるために、あまりよくない方法かもしれませんが、「あまり泣いてると、泣き大魔神が来るよ」と言うと、「ごめんなさい」と言ってすぐに泣き止みます。
今朝、朝風呂で7才の長女とゆっくりあったまっていました。長女が、「ねえ、泣き大魔神ってほんとに来るの?」
ちょっと考えて、以下の会話をしました。
パパ: うん、来るよ。パパの心の中にね。泣き大魔神がパパの心に来ると、パパが怒っちゃうんだよ。
長女: 泣き大魔神って大きいの?
パパ: うーんとね、大きい。
長女: 筋肉はむきむき?
パパ: そうだね。
長女: すごく力は強いの?
パパ: それは分からない。パパも泣き大魔神を目の前で見たことないし、さわったこともないし。心の中に来るだけだから。
パパ: ○○(長女の名前)も、おばあちゃんを心で思い浮かべること、できるでしょ?でも心の中のおばあちゃんが強いか、弱いか、分からないよね。
パパ: パパもね、(死んだ)パパのおじいちゃんやおばあちゃんが心の中に来るよ。パパの心の中でお話してくれるよ。だから、死んでしまって体はなくなってるけど、パパの心の中で生きてるんだね。
長女: ねえ、何人くらい心の中に来れるかな。3人くらい?もっと?パパ、何人くらい呼べる?
パパ: えーっとやったことないけど、何人でも来れると思う。
パパ: 心の中に呼びたい人って、好きな人でしょ?嫌いな人も出てくるけど、すぐに消したくなるでしょ?
長女: うん。
パパ: だから、(「論語」で一緒に勉強しているように)、きちんと生きないとダメなんだよ。そうすると、死んだって、心の中に呼んでもらえるよ。パパが死んでも、○○の心の中にはいつでも行けるからね。
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次女をなだめるための、姑息な手段、泣き大魔神ですが、まあ、それなりに良い方向にお話を作ることができました。今後、私と娘たちの間では、しばらく泣き大魔神にご活躍いただこうと思います。