細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

バカンス報告②

2007-08-28 16:59:21 | 趣味のこと
TGVでアヌシーに入りました。
アヌシーはほぼスイスとの国境の辺りです。ヨーロッパで最も透明度が高いアヌシー湖で有名で
かなり期待してました。

ホテルはアヌシー駅から数百mと非常に近く,三ッ星。部屋は小さかったけどこぎれいで,
インターネットもワイヤレスで無料。なかなか良いホテルでした。
一泊して翌日はアヌシーの観光。フランスというよりはスイスに近いようで,街中には
あらゆるところに花が飾ってあり,小さい運河も街中の景観をすばらしくしています。
運河のそばのCafeでくつろいだあと,アヌシー湖へ。遊覧船に乗るつもりだったのだけど,
少人数用のボートが魅力的であるのを発見して,それに乗ることに。
足でこぐのだけど,家族で余裕で乗れて,しかも滑り台がついていて,そのまま湖に
飛び込んでいる人もいる!
わかさぎのような魚のフライとピザで昼食したあと,ボートを1時間レンタルして
いざアヌシー湖へ!すばらしい景色ときれいな水の湖。もちろん何度も湖に飛び込んで
娘も大喜び。あっという間の1時間でした。
こちらは夜も明るいので,8時過ぎからディナー。ムール貝の白ワイン蒸しを食べました。

家族が昼寝している間も,"Properties of Concrete"をホテル外のテラスで読んだり,
"親日派の弁明"という刺激的な本(韓国人の本,韓国で出版禁止。日本ではベストセラーに
なったそうです)を読み始めたり,と楽しい時間をすごしてます。
麻生太郎氏の「とてつもない日本」も読み終わりました。麻生さんは,イメージ通り,
品がある感じではないけど,肝っ玉のすわった親分肌の感じで,まさしく九州男児です。
この「とてつもない日本」と「親日派の弁明」を読むと,かなり日本人の日本人に対する
イメージが変わるように思います。

さて,今日はアヌシーから電車でジュネーブに入ります。
スイスの訪問は初めてなので,とても楽しみ。電車が超一流なのはいろいろ聞いているので,
隅々まで観察してこようと思います。

今朝の朝食のとき,小松君の作ったコンクリートカヌーのHPの大会当日のページを見て,大笑いしました。楽しかったようで何よりです。普通の人には大げさに聞こえるかもしれませんが,「興奮と充実とともに毎日を過ごす」というのが大切で,そういう日常を自ら求めないと,人から与えられるものではありません。コンクリートカヌーも,そのためのものです。興奮して,充実感を覚えてくれたのであれば,最高です。