日々の愚問：ゴミにしないで

倫理的で道徳的

　毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、ドーデもいい愚問
を取り上げています。
今週は最近よく耳にする「エシカル消費」ってなんだろか？です。
　地球温暖化やプラスチックごみによる海洋汚染、貧困、格差といった深刻
な社会問題。
これらは世界中で行われている「消費」活動に大きく関係している。
だから世界中の人々が「地球や地域や困っている人のため」と考えた消費行動
をすれば、深刻な問題も少しずつ改善されていくはず。
そんな思いから生まれたのが「エシカル（倫理的・道徳的）消費」、大雑把
にまとめるとこれが言葉の意味でした。

　では具体的に何をするか？
地元紙が＜５月は消費者月間　笑顔でいられる未来のために＞と題した特集
記事を掲載していました。
　それによると＜①環境に配慮した消費、②地域に配慮した消費、③ひとや
社会に配慮した消費＞
加えて長野県版の＜④健康に配慮した消費＞がありました。

１５のアクション

　具体的に見ていきましょう。
先ずは①
＜必要なものを必要なだけ買うことで、ごみを減らし資源の無駄遣いを避ける＞
これは買い物の基本中の基本。
　次いで②は＜地産地消、被災地の商品を買う、伝統工芸品を買う＞
長い歴史を持つ伝統工芸品には少ないエネルギーで製造できる側面があると
言います。
　次の③は＜開発途上国への支援を見据えた「フェアトレード」
福祉作業所などの商品を買う。
寄付に繋がる商品を選ぶ＞
　④は＜歩いて買い物に行くなどの健康づくりを意識する＞でした。

　エシカル消費に繋がる「すぐに始められる１５のアクション」ってのも
提唱されています。
　その中の２項目に着目し、ひとつは自分が、もうひとつ女房が、今日から
行動していくゾと誓います。
　先ずは私向け、＜地域のルールに従ったゴミの分別を徹底する＞
これまでも掟破りのゴミ捨てはしていないつもりだけれど、この機会に更なる
徹底を誓いました。
　次いで女房向け。
＜不用品をすぐに廃棄せずに再利用する方法を考え、大切に長く使う＞
（ELEMINIST　より）
　隣に居座る者を一時の迷いで「捨てちまおう」、なんて短気を起こしては
いけません。
じっくり使い道を考えて長く大事に使いましょう。
　これは我が家に最重要なエシカル消費です。