あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

腰が痛いと腰が引ける

2017-05-15 06:25:05 | 日記
隠れた国民病

 45年前に椎間板ヘルニアをやりました。
歩け無いどころか、寝返りすらうて無かったあの痛みはもう経験したくありません。
幸いにも再発はしていませんが、軽い痛みならしょっちゅうです。
鈍痛がある度に、それ以上悪化させない様にと気を使います。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を手に
入れようと奮闘するお話です。
今週は「腰痛持ちのウォーキング」です。

 全国に2800万人、国民の4人にひとりが悩むのが、隠れ国民病ともいわれる腰の
痛みです。
 日本人は黒人や白人に比べると腰回りの筋肉が細くて弱いので、腰痛になり易いと
言われています。
日本では成人の90%が一度は腰痛を経験していますが、アメリカではそれが全人口の
15~20%。
また筋力が弱い分女性の方がなり易く、腰痛持ちの6割が女性です。
 ほとんどの場合、2~3週で痛みは治まりますが、3割の方が1年で、8割の方が
10年で再発を経験しています。

 これほど大勢の日本人が悩まされている腰痛ですが、その80%は原因が不明だと
言います。
原因を特定できないものの、ある種の運動が症状改善に役立つ事は確かめられています。
週に2~3回、20分できれば40分のウォーキングを6週間続けると、医療機関で
標準的な治療を受けたと同等の改善結果が得られています。(健保指導リソースガイド より)
 厚労省も腰痛を改善する為に、ストレッチとウォーキングを強く奨励しています。

天然の痛み止め

 その場合注意すべき点が3つ。
腰を冷やさない事と足に合ったウォーキング用のシューズを履く事。
そして正しい姿勢、少し速足で腕を振り大股で歩く事。
こうすると血行が良くなるので滞っていた体液が排出され、固まっていた筋肉と神経が
刺激を受けます。
 人間の身体は本当によくできているものです。
ウォーキングの効果は肉体的な改善だけではありません。
薬物的な治療も行うのです。
 腰が痛むとその痛みの信号が脳に伝わります。
するとオピオイドと呼ばれる天然の鎮痛成分が分泌されます。
この成分はストレスが掛かると少なく、気持ちが良いとか爽快だと感じると分泌が高まります。
ウォーキングでストレスを発散すると、オピオイドの分泌が増えるのでより痛みが和らぐのです。
(NHKためしてガッテン より)

 腰に限らず体の何処かが痛むと動くのが億劫になって、腰が重くなってしまいます。
適度に歩くと腰痛が軽くなるのは経験的に知ってはいましたが、今日の話で更に納得しました。
これからも腰を据えて歩くぞ、腰痛なんかに負けちゃいられません。
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