あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

身近な生き物:地理と生物

2024-05-01 06:29:39 | 日記
マングースの仲間

 先日目にしたネットのニュース。
<日本国内で見られる唯一のフォッサだったということもあり、その
悲しいニュースは大きな話題になった>(YAHOO!ニュース より)を
読んで頭の中に出てきたのは大きな?マーク。
 地理で学んだ似た単語は微かに記憶しているけれど「フォッサ」とは
初めて聞く名。
どうやら動物の名称らしいが、どんな生き物?

 写真を見るとヤマネコ風な容貌。
画像によってはクロヒョウぽくも見え。
顔は小さく目がやたらとでかくて耳が目立ちます。
胴長で脚は短く尾は長く。
ネコ科の生き物かと思っていたらマングースの近縁種だそうで。
 <体長61~80cmで尾は65~90cm、肩の高さは37cm。
体重はオスが6~12kgでメスが5~7kg。
全身に短くて柔らかい体毛が密生。
2010年に上野動物園に日本初のお目見えをしたが2017年にメスが死去。
今年の3月24日にオスも死んだ。>(Wikipedia より)
 それが今回のネットニュースでした。

 故郷はマダカスカル島。
アフリカ大陸の東にあるこの島に人間がやって来たのはほんの2000年
程前のこと。
 以来環境破壊を続けたので今では島の森林は当初の10%以下に激減。
生育環境が壊されたためフォッサの生息数も1万頭を切っていると言います
(いきもの.com より)

未来予想図

 フォッサは昆虫から大型のサルまで狙う肉食獣。
樹上での生活に適した体なので、サルでさえお尻から降りるような樹でも
頭から降りられるそうで。
 そんな運動神経の持ち主ですが寄る年波には勝てず。
飼育下の最長寿命は20年、上野動物園のフォッサは齢18。
東京ズーネットによると死因は誤嚥による窒息死でした。
 何時か私も襲われるかもしれぬ未来予想図で死んだと聞けば他人事には
思えず、これまで袖の触れあいすらなかった生き物がいきなり近しい存在
に思えてきました。

 ついさっきまでは興味の欠片も無かったくせに、見られないとなると
見たくなるのが私の悪い癖。
再び日本の動物園にやってくる可能性はあるのか否か気になり出しました。
 「フォッサ 今後日本にやって来る可能性」で検索すると64400件が
ヒットしました。
反応の良さに喜んで個別の情報を見ると真っ先に出てきたのが「大地震
発生が最も心配される糸魚川―静岡構造線」
 次もその次も似たような解説ばかり。
何ページ先も同様で肝心の「フォッサ再来日」は見当たりません。
 フォッサがやって来る情報は無いけれど、フォッサマグナに関連する
大地震は近々来そう、そんな嫌なオチになってしまいました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする