脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

ブラッドパッチで味覚障害がほぼ治りました!

2021年09月05日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
新型コロナウィルス感染症で、味覚障害、嗅覚障害が出ることは、

最初は誰も知らなかった。

新型コロナウィルスに感染した人が、自分が体験した実際の症状を声を上げて伝えはじめたから、だんだんとそういう症状があるとわかってきたはず。

つまり、医師たちは患者の発信する症状を素直に信じそこから学んだはず。

「そんな症状あるはずない。気のせいだ!コロナに感染した事でのストレスのせいだ!詐病だ!」と患者を疑ったり、罵倒する事もなく。

それだけでも、私たち脳脊髄液減少症患者とはかなり違います。

私たちは下手すると精神科へ回され、もっとひどいと、交通事故での障害を訴える事での保険金目当ての詐欺師扱いされるのですから。
脳脊髄液減少症は体に強い衝撃を受けた事で起こりますから、交通事故での衝撃で髄液漏れが、はじまる人、かなりいますから。

私の場合、脳脊髄液減少症での味覚障害を大きな病院の耳鼻科で詳しく調べてもらいましたが、
耳鼻科医は髄液漏れの味覚障害に無関心でした。
「まだ、味覚障害がひどいから、その事から推察するに、まだ漏れが完全に止まっていないかもしれないね。耳鼻科の視点から主治医の先生に、検査結果の情報提供してらあげるから、今度受診する時持っていきなさい。」とか、
言ってくれても良さそうなものなのに。

味覚嗅覚障害は命にかかわらないんだから我慢しなよ!的な医師の軽視を感じます。

そういう医師は自分で経験していないからそんな事を思うのだと思います。

たしかに命が助かれば贅沢言っては行けないかもしれません。

でも、味覚嗅覚障害はきちんと原因が見つかれば治るし、そのままだとその人の人生の質がかなりさがるので、私は軽視すべきではないと思います。

実際、私の味覚障害は、髄液漏れがらまだらあるという重大なサインでしたから、
命にかかわらない味覚障害なんか我慢しなよ!的な無関心な耳鼻科医の検査しっぱなしのままだったら、今頃私はまだ味覚障害が治らないままだったかもしれません。

今はかなり薄味でも敏感に味を感じ取れるようになりました。

これも、ブラッドパッチで髄液漏れを繰り返し止めてきたから、脳も回復したからでしょう。

私は脳脊髄液減少症だと言っているのに、内科医に味覚障害は亜鉛不足だと思われて、亜鉛を取るように指導されましたけど、
いくら亜鉛を取ったところで、髄液漏れそのままじゃ味覚障害は治らないんですよ。

私の場合は、ブラッドパッチで髄液漏れを、止めた事により脳が回復して味覚を感じ取れる脳になったのかもしれません。

自炊の料理を薄味に徹した味覚リハビリのおかげか、
最近は微妙な甘さも感じとれ、より味覚の繊細さに磨きがかかりました。

そのせいか、業務スーパーのスィーツが甘すぎに感じて、甘さを薄めなければ甘さがくどくて食べられません。

業務スーパーの牛乳パック入りの杏仁豆腐、パンナコッタや、豆腐パックに入った冷凍のモンブランケーキ、
すべて甘すぎます!

牛乳で倍に薄めて溶かしてゼラチン加えて固め直して、やっと食べました。

私もついに味覚が繊細になり、甘さをしっかり感じ取れる味蕾のある舌の脳になったようです。
家族も業務スーパーのスィーツ、甘すぎ!と言ってましたから。

麦茶に砂糖たっぷり入れてた昭和の時代の甘さみたいなくどい甘さのスィーツって、

甘さ控えめの令和の時代になっても流行るのかな?

それとも、業務スーパーファンには甘さ強めが好きな人が多いのかな?

冷やして食べると味覚が鈍るから、あれくらい甘くしないとダメなのかな?

とにかく、私は甘すぎて食べ切るのに苦労したので
二度と買いません。

味覚障害が回復したからこそ、甘さひかえめでもしっかり甘さを感じとれる脳になり、
こんな事が言えるようになりました!






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