脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

アスペルガー症候群という呼び方が消えたわけ

2021年09月22日 | つぶやき
NHK

を見ました。

その感想です。

これ見て、アスペルガー症候群というのが、オーストリアの小児科医、ハンス.アスペルガーという人の名前かとったと、初めて知りました。

そして、そのハンスの影の部分を私は初めて知りました。

のちに、発達障害の子たちに、アスペルガー症候群という名付けに使われた、アスペルガーという名前の人。

アスペルガーという人はナチス時代、障害児安楽死作戦なら、子どもたちを守った良心の医師とされていたが、

最近、この小児科医が、子どもたちを、安楽死させる収容所に送っていた証拠の資料が発見されたという。

その事がわかってから、
「アスペルガー症候群」という病名は
使われなくなったそう。

つい最近の話。

そうですよね。
障害を理由に、障害児収容所に子どもたちを送り、
みな、数ヶ月のうちに「肺炎」という病名で亡くなるということは、アスペルガーが間接的とはいえ、子どもたちに何をしたか想像できますから。

間接的にでも、殺人にかかわった人、アスペルガーの名前がついた、
アスペルガー症候群、なんて、
罪もない子どもたちを呼びたくないですよね。

アスペルガー、という人は、ナチスの犯罪に係り、障害のある子たちを収容所に送って間接的に命を奪っておきながら、
その後も
出世して、生涯、罪を認めるどころか、
自分はナチス時代も、子どもたちを守ったと言い続けたまま亡くなったそうです。

いつの時代も、正義とは関係なく、
上司に逆らわない人、
要領よく生きる人が、
組織で生き残り、
出世していくのは、
今も変わらない気がします。

それにしても、アスペルガー症候群が、
自閉症スペクトラムになったというけれど、

「自閉症」という言葉も、私はあまり適切でない気がしています。





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