愛米家のひとりごと

目黒にある米屋「愛米家本舗(あいまいやほんぽ)」店主の日記です。

稲穂

2006年09月19日 | お米
のちのちの日。
「最近見かけない品種がありますが、どうなっちゃったんでしょうか」
「山形県の「どまんなか」なんかこっそり農家さんが稲作しているかもね。
いっそのことあのときの品種は今何処に!!って企画どう?「とどろきわせ」や
「新潟早生」「越路早生」「かけはし」や「さとほなみ」などなどたくさんあるよね」
「米卸しで企画しても、消費者の人々はこのような米品種があるなんて知らないですから」
「だめか」ってんで外交さんに富山県産「てんたかく」と新潟県産「こしいぶき」を
注文しました。
「コシヒカリ」の他でも美味しい米品種があるのにね。
夕方、別の米卸しの方が、福島県に赤米の稲穂を取りに行ってわざわざ届けてくれました。
まだ早く、芒(ひげ)がピンクに色付いた程度でしたが、
綺麗な稲穂でした。



「ひつまぶし」

2006年09月18日 | その他
だったりだったりの日。
今日は人と会う約束だったですが、台風の影響で電車が止まっちゃうと
いけんので、中止です。本場の「ひつまぶし」を食べる予定が残念。
でも、東京にも「ひつまぶし」があったとです。うな鐵の「浅草ひつまぶし」を
食べに行ったとです。
一杯目は普通に、2杯目は薬味なんぞを乗っけて、3杯目は薬味と特性だし汁を
かけて、うな茶漬けとしていただくのある。うな鐵はわさびを自分で摩り下ろし薬味としても使っちゃうのだ。
わさびの擂り擂りも楽しいのです。
それから、大好物の「豆寒天」を食べました。
やっぱ浅草は賑わっていました。

お赤飯

2006年09月17日 | 手作りのもの
のちの日。
完璧な曇り空だったのでお祭りも大丈夫とおもったっちゃ。
が、夕方から結構な雨で祭り提灯が濡れたこつあるとです。
お赤飯は炊くよりは蒸かした方が良いのです。
和菓子やさんのお赤飯を頂いたのですが、
味にコクが無くちょっと残念。
自家製のお赤飯はもち米(新米)を蒸して作ったでコクがあっておいしかった。
やっぱ手作りが一番です。

手間ひま

2006年09月16日 | その他
秋晴れとは云えないがの日。
新製品の土鍋IH炊飯ジャーを先日来使っています。
おいしく炊けるこつあるが難点は炊き上がるまでの時間が
長いのとお釜を洗うのに難儀してしまうんです。
まあ、美味しいものを食べるには多少の手間ひまがかかるっちゃ。
配達先で「梨」を頂きました。日照不足だったですが甘くて美味しい梨でした。

復活

2006年09月15日 | お米
どんより涼しいの日。
16日・17日と碑文谷八幡神社のお祭りで、店頭に祭り提灯を
ぶら下げる木と注連縄を付けて準備万端です。
ただ忙しくてお神輿を担ぐ事が出来なくて残念。
幻の酒米「滋賀渡舟6号」復活へと農業新聞に出てました。
米消費拡大と酒造好適米の普及を目指すとか。
お酒だけではなくて飯米用でも工夫すると良いのにと思う次第です。


「きぬむすめ」

2006年09月14日 | お米
からで涼しかった日。
京都のおにぎり、お弁当の加工食品卸しが販売しているおにぎりに
不正表示が見つかったようで「氷見産コシヒカリ使用」に他の品種を
混ぜ混ぜしちゃったとか。DNA分析によって何の品種か分かってしまう時代。
ちゃんとやろうね。
米穀新聞の取材があったとです。今回もまたあっちこっちと話しが横道にそれて
しまって記者さんは難儀したと思っちゃいます。
島根県の新品種「きぬむすめ」は「キヌヒカリ」と「祭り晴」を人工交配で育成した品種。
噂では「コシヒカリ」並みの粘りでうまいっちゃらしい。
島根県にお出かけの方は是非召し上がってみては如何でしょう。

赤紫蘇

2006年09月13日 | その他
とってもとっても寒いの日。
梅干の中の赤紫蘇が残ってしまい、ふりかけなんかの他に何か
使い道は無いのだろうかと聞かれたんです。
美味しいかどうか分からんですが、ハチミツに漬けて、日々水かお湯で
溶かしてレッドドリンクなんか良いかも。
お酢なんかでも使えそう。
薄くスライスしたごぼうをカリカリに揚げて味を付けた「おつまみ」の
サンプルが送られてきました。
味はごぼうのあくなのかかすかな苦味あってきんぴらごぼう風味で
おいしかったです。

「レッドムーン」

2006年09月12日 | その他
涼しすぎるんとちがうの日。
オートバイの配達も鳥肌が立っちゃう寒さかな。
お客さんからジャガイモの「レッドムーン」を頂きました。
見た目はサツマイモなこつあるとですが、赤い皮を剥くと中は黄色なんです。
簡単お味見は電子レンジでチン。
熱々を二つに割るとやっぱジャガイモの香り。
塩をパラパラと降って、試食です。
味もやっぱジャガイモでした。今度は煮物で食べちまおうっと。

たこ焼き器

2006年09月11日 | その他
早朝よりで寝られんこつありました。
「たこ焼き器」が昼過ぎに届きました。これから米粉の活用をどないしたら
良いやら実技でタコ無し米粉ボールを作るんです。
メダカの産卵箇所が無いので、店先に浮いている「ホテイアオイ」を分けて欲しい
とご近所の方が言ってきたので差し上げました。無事に産卵できると良いのです。
以前、ブログに書いた「名曲米」の問い合わせがあり、チラシを探したら出てきました。
何となく「名曲米」と縁があるのかしら。
バケツ稲栽培でのカブトエビの卵は採取出来そうですが、肝心のお米の収穫は期待できそうに
ありません。
でも、陸稲(おかぼ)で栽培したのは穂が出てきました。

うどん

2006年09月10日 | その他
残暑お見舞い申し上げますがピッタリのの日。
長い間ダンボール箱に入った本の整理が出来なかったですが、
徐々にはじめる事にしました。なんせお米の資料もあったりで大変ですちゃ。
数年前に買った「「知れば知るほどおいしくなる・食材の雑学大王」(日本実業出版社)
って本があって改めて読むとおもしろいんです。
「うどん」については消化が早いと書かれてあって、なるほど。
噂では「うどん」は消化が遅いってんで、ハテハテどっちなんじゃろと思っていたところでして、
助かりました。