二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

冬瓜と鶏肉のスープカレー

2016-09-13 18:05:23 | 旬をゴチになる

昨日。
近所のJA直売所から帰ってきた途端、雨が降り出しました。
しかも雷雨。超セーフ(笑)。

買った野菜は、まもなく終了しそうな冬瓜。
冬瓜は、夏の余熱(体にたまった熱) を取り除いてくれる
働きがあります。また利尿作用が高いので、むくみの解消
にも効果があります。

冬瓜は白い食材。
今のうちに「肺」をケアして(肺の) 乾燥対策です。

 

冬瓜は煮ものにすると、とろんとして美味しい!
寒性(体を冷やす性質) なので、温性(冷えや寒さをとる)
ものと合わせて性質のバランスをよくしました。

温性のものから鶏肉とカレースパイスをチョイス。
スープカレーにしました。とても美味しく出来ました。

冬瓜は皮(利尿)、種(咳止め)、わた(あせも)、と全部に
薬効があるので、スープを作るときは(だしパックに入れて)
一緒に煮出すとよいと思います。


 

 

 


じゃがいもとあぶたまの煮もの

2016-09-12 12:35:53 | 旬をゴチになる

日曜日の直売所。
涼しくなったので煮ものでも。
芋類が美味しそうに見えましたが、中でもじゃがいもかな。

じゃがいもは、身近な美容野菜。
抗酸化作用や美肌効果、
暑さで落ちた体力を回復させたり、
免疫力、解毒を高めたりします。

薬膳としての効能は、消化不良や胃痛の改善、風邪予防、
ストレス緩和などです。


今年の夏は猛暑日が連続して強烈、猛烈。
「皮膚や粘膜が乾燥しているだろうな~」とか、
「夏に受けた肌のダメージを早めに解消しいないと
 
(秋・冬の) 乾燥と寒さが進むころには、修復が
 難しいだろうな~」と考えてしまいました。



じゃがいもの皮をむいて、あぶたまを作って
だしで煮ました。あぶたまは、油揚げの口を開いて
卵を割り入れる、いとこのお姉さんの味です。
よいだしで煮たので食べる頃には味がしみて大満足。
この調子で、おでんを作りたくなりました。






秋なす

2016-09-11 12:17:28 | 旬をゴチになる

日中は汗ばむ天気。こういう日が続いたので、余熱を除いて
くれる(体を冷やす) なすを食べていました。

なすは皮をむくと白い。
白い食材は、「肺」をケアする秋に向いています。
乾燥を嫌う「肺」に潤いを与えてくれるのが白い食材です。

なすは、余熱を取ってくれるだけでなく、紫色の皮にも
抗酸化作用があります。細胞を丈夫するともいわれます。

冷え症の方は、体を温める効果の食材と組み合わせると
よいと思います。

 

近所のJA直売所に並ぶなす、大きさ・長さいろいろ。
12、3センチサイズが5、6本お行儀よく袋に入っている
姿がかわいかった~ので買いました。

蒸しなす。

 

 

なすのはさみ揚げ。
これはわが家の定番料理。豚肉の味付けを変えて作ります。
今回はしょうが、しょうゆ、日本酒。
かぼすを絞って食べました。

 

 

 


重陽の室礼

2016-09-09 13:37:07 | おうち歳時記

重陽の節供を前に、室礼のレッスン。
最寄駅で太宰府天満宮行きの観光電車、旅人に遭遇。

 

 

レッスン会場は茅乃舎 博多リバレイン店。

 

 

旧暦九月九日は重陽の節供(菊の節供)。
中国の陰陽思想からの由来の行事で、日本へは
平安時代に伝わったとされています。
(日本の) 収穫祭と重陽の節供が習合されました。

九という数は、日本では “苦” に通じると忌まれて
いますが陰陽思想では、陽(奇) 数の中で一番大きな「9」。
月にも日にも「9」が重なるので(重陽) 大変おめでたい
日としています。

昔の行事は旧暦。旧暦九月九日は、今の10月半ば。
菊の花の季節は10月なので、用いられることが
多かったのでしょうね。

また、菊は不老長寿の薬草として信じられてきました。
神秘的な花であったり、尊い花とされていたそうです。
一生を咲かせ切って大地に戻る花。
人生と重ね合わせることが出来る花。
そのような理由もあってお葬式で用いられることが
多い、というお話でした。

 

 

実習は菊玉づくり。
(玉の) 丸い形は円相の輪。和合の和。1月から12月の
循環の輪。御霊の円の形などを意味します。

その他のお道具は、五常(五つの道徳) から礼は赤、
に対応する赤い組紐と、菊の花弁を浮かべた
菊酒でした。

菊玉に真綿を被せて被せ綿・着綿(きせわた)
を演出。被せる、というよりも乗せたっぽく
なったのでカツラみたい(笑)。

菊玉のデザインは自由。
わたしは陰陽(の図) にしたつもりでしたが、
意外とそうではありませんでした(笑)。

 

 

直会。
行事にちなんだ食べものや飲みものをいただきます。
菊の花に敬遠していたのですが、茅乃舎だしで克服!
こんなに美味しいとは思いませんでした。
おごちそうさまでした!

 

 

帰宅してわが家風に盛りました(飾りました)。

 

 

直会は仕事帰りに寄ってくれた同級生'S と。
菊の花は茅乃舎さん直伝のおひたしにしました。
その他、ちなむ食べもの栗も。
こちらはグラタンにしたり、茶巾しぼりにしました。
薬効の高い菊や栗で夏の暑さ疲れを除きつつ、息災を
祈りつつの宴でした。

 

 

目覚めて。
重陽よ~と打ち合わせはしていないのに菊にちなんだ
日本酒をお土産にチョイスしてくれた同級生。

 

 

ご主人殿のカナダ出張土産。ビン好きな私にーって
チョイスしてくれた同級生。
支えられ、支えられ。
横のつながりに心が整いました。ありがとう!


 

 


栗仕事

2016-09-09 11:29:19 | 旬をゴチになる

地元産の栗を近所のJA直売所で買いました。
9月に入り観梅展の〆切がいよいよ、という状況
なのですが栗仕事で気分転換!

栗には(温めることで「脾」の働きを助けるので) 気を
増し、やる気を戻したり、また、体力をアップさせたり
する効果があります。

「腎」の老化によって起こる腰痛や筋肉の衰えにも
効果があるといわれるので、“書はスポーツだ” と
実感しているこの頃にはもってこい(笑)。

 

 

初日は栗ごはん。
栗も米も栄養を全身にめぐらせる「脾」の働きを助ける
作用なのでW使いは相乗効果!
体力回復の効果が高まります。

 

 

二日目は栗と鶏肉の煮物。
こってり系の煮物はほとんどしませんが、これは別。
栗を甘辛くして食べるのも秋の到来っぽくて好きです。
鶏肉は栗と同じく「脾」の働きを助けるので、
体力回復にはよいと思います。

 

 

三日目は渋皮煮の仕上げ。
アクを抜くため、何度もゆでこぼして煮上げました。

 

 

アクはタンニン。タンニンは強い抗酸化作用です。
何度ゆでこぼしても~それでもなかなか~。
本当に強いアクだ!と驚いてしまいます。
残った煮汁を煮詰めてシロップにしました。

 

 

割れてしまった栗はジャムに。
フレーバーはラムとバニラの2つ。

 

 

 


ピーマンとひじき炒め

2016-09-04 13:03:01 | 福岡グルメ

直売所ではピーマンがそろそろ終わりそう。
1袋に20個ぐらい入っていました。
なのに税込100円!もっと驚きました(笑)。

ひじきを合わせて常備菜にしました。

薬膳としての効能は、(血を補うので) 貧血、抜け毛、
乾燥肌の予防。

ひじきはカルシウムが多いので、酢を少し加えて
炒めるとカルシウムが体内に吸収されやすく
なるそうで。そうと知ってはどれどれ。

味付けは、使用後の茅乃舎だしとしょうゆ。
黒酢を少々。合う!



 


鶏手羽とピーマンの照り焼き

2016-09-04 12:38:56 | menu

暦では、立秋(8/7) から白露(9/7) までが初秋。
この頃は、夏の猛暑から秋の涼気へと気温の変化で
肌が不安定になりやすい、といわれます。

わたしなどは、猛暑の余熱が体内に残ったまま
涼気に触れているので、肌にはつっぱり感。

愛(自転)車に乗って、湿度の低い秋風に吹かれて
気持ちいい~~~とウキウキ。
けれど一方では、乾燥が進む、とビビッています。

肌のためにコラーゲンとビタミン類。
鶏手羽とピーマンを照り焼きにしました。





秋なすの自家製めんつゆ煮

2016-09-04 12:06:31 | 旬をゴチになる

本返し(めんつゆのもと) から作った今年のめんつゆ。
九州醤油で作ったので甘め。
九州人のわが家には馴染みのあるおいしさですが
少々残ってしまいました。

使い切るため、秋なすを煮ました。
めんつゆの甘さは、はじめから梅干しと煮ることで
クリア☆

秋なすは夏に溜まった余熱を除いてくれます。
血流をよくする作用や、むくみ取りにも。