二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

義父と別府湾ちりめん

2021-05-23 16:22:00 | おうち歳時記

実山椒を見かけたら食べたくなるのが
ちりめん山椒。

ちりめんは、別府湾ちりめん!

あるとき、別府湾の幸が並ぶ直売所で
別府湾はちりめんじゃこ(カタクチイワシ
の稚魚) が黒潮に乗って北上する通過点
だと亡き義父に習いました。

懐かしいなあ、お義父さんの声。
訪ねてガーン。
建物しか残ってはいませんでした。

ねえねえ お義父さーん。
仏前に報告(笑)。


 

 


ふじももキッチン '21 5月終了

2021-05-23 14:17:12 | 薬膳教室

2021年。
1月はわたくし事でお休み。
2月は緊急事態宣言でお休み。
3月、4月は引っ越しでお休み。。。

ということは、今年初の対面!
えぇぇぇぇぇぇーーーっと驚いていたら
昨年末12月も資料対応だったと生徒さま。
えぇぇぇぇぇぇーーーっ。
半年近くぶりの対面でした。

皆さまご機嫌麗しゅうございます(笑)。

 

 

改めまして陰陽五行のお話から。
(家庭薬膳に必要な) 陰陽五行は
暮らしに根づいています。

なかでも年中行事。
教室では(年中行事が) 目に見える形で
室礼をしています。

盛りものによっては、直会をして
薬効を受けさせていただいています。
五月は端午。

 

 

 

皐月の和菓子とお茶は、藤の焼印の
おまんじゅうと八十八夜の行事に
ちなんだ福岡八女の新茶。

新茶の香りと美しい色合い!
それぞれ存分にお楽しみいただきたく
白磁の宝瓶とお茶碗で。


 


ワークショップ。
梅雨を前に乾物の棚おろし。
薬膳として食べる乾燥食品(乾物) の
扱いをセミナーしました。

例えば大分県特産の干し椎茸など。
普段食べているおなじみの乾物の中にも
生薬があることをお話しました。

お土産の乾物は黒豆。
珍しいかな、と思って黒千石を
用意しました。

薬効は解毒、活血、健脾、益腎、滋陰、
補血。実際に炊き込みごはんにして
召し上がっていただきました。

 

 

お食事は夏季養生「初夏の家庭薬膳」。
テーマ。
「緑風が香り日に日に夏めく頃。
 さわやかな食卓を養生につなげて
 春の土用明けのトラブルを祓い
 走り梅雨に備える」

 

肝のこと。肝と脾が密接なこと。
季節が夏へと進めば肝と脾と心が
密接なことなど。


維持したいのは、食欲があって
消化吸収が正常。代謝や血行がスムーズ。
こころの状態も良好なこと。

 

 

食前酒はハックルベリーのソーダ

薬膳風 香りしゃぶしゃぶと香りだれ

初鰹ときゅうりのタルタル

トマトとオレンジのバルサミコクリームマリネ

納豆と紫蘇のおみそ汁

芹と黒千石のごはん

※何が悪かったのか、びっくりするほど
 上手く撮れていなくて驚きました。





いちごのババロア、いちごとバラのソース

新芽薄荷と菊花(カモミール) のお茶

引っ越しのご挨拶、のマドレーヌ。




満席減らして時短。
テイクアウトもあり、として
マスク会食、窓開けっぱなし。

このような条件にも関わらずご参加を
いただきましてありがとうございました。



立夏・端午の節供

2021-05-05 08:38:11 | おうち歳時記

暦の上では昨日4日で春がおしまい。
明けて今日は立夏。

そして端午の節供。

こんな日のめぐりをみると
節供は季節と季節とをつなぐ節日という
ことがよ~く分かります。

節供(の日) はまた、奇数と奇数が
重なる日なので、悪いことが起きやすい
という重日思想から邪気払い・厄除けの日
でもあります。

新居でも引き続き室礼を。
 
 
 
端午の室礼は、節供につきものの道具や
植物で邪気を祓い、無病息災を願います。
 
代表的な植物は香菖蒲とよもぎ。

日本の旧暦五月は田植えの時期にあたり、
その昔は、田植えも女性の仕事だった
ようで田植えをする前には、田植えをする
少女(早乙女) が香菖蒲やよもぎを葺いた
小屋にひと晩こもってケガレを祓い
田の神さまを迎えたそうです。


 
背景を復習しつつ室礼の準備!

立派なよもぎは、いとも簡単に
手に入ったのですが残念だったのは香菖蒲。

地方の田舎の利点、勝手な想像で
今なお菖蒲湯に入る風習は残っていそう
と、花屋さん、デパート、スーパー、
直売所などをルンルンして回りました。

しかし、15店舗ほど探しても無いーーーー。
雰囲気が出そうな花束で代用しました(笑)。
 
 
 
歳時菓子で有名なのは、柏餅とちまき。
今年の柏餅は大分県竹田市の長生堂で
(はら太。はらふとが名物) 。

ちまきは同じく大分県竹田市の
但馬屋老舗で買いました。
 
 
 
しっかり初夏を感じました(笑)。