二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

ふじももキッチン '18 6月終了

2018-06-28 15:12:26 | 薬膳教室

6のレッスンが無事に終了しました。

水無月は水の月。
お迎えの和菓子は旧暦6月16日の嘉祥をイメージ。

 

 

お茶はどくだみ他がブレンドされた野草茶。
どくだみは、漢方では「十薬」といわれるほど
たくさんの効能があります。
先人たちが湿度による病「湿邪」を受けないよう、
薬効の高い植物を生薬として活かしてきたことに習い
今5月の関西旅行で求めました。

 

 

ワークショップは、薬膳常備菜づくり。
新玉ねぎと枸杞の実で作りました。
薬膳の先輩にレシピのご提供をいただき
少しアレンジをしました。

玉ねぎは疲れ、夏バテ、抗菌、血液サラサラ作用
のほか、薬膳として食べると、胃腸を温めて気の
めぐりをよくして消化を促進します。

消化に関係する五臓は脾(胃)。
脾胃は梅雨の臓。
季節に向いている常備菜だと思います。

枸杞の実は紫外線を浴びた夏の肌ケアにも!

 

 

こちらの常備菜は作ってすぐから食べられます。
そのうち枸杞の実が水けを吸ってぷっくりと
してきます。そちらも美味!
お持ち帰りいただいて変化をお楽しみくださいね。

 

 

五季食楽(食前のドリンク~デザート、漢方ティーまで)
は、梅雨によく活動をする脾胃が傷まないよう、
体の水はけをよくして梅雨バテ、夏バテに備えるがテーマ。
6月仲夏は、田んぼに水が入るように、体にも水が入る
季節です。


食前のドリンクは甘夏ソーダ。
低糖度で煮た甘夏を炭酸で割りました。
薬膳では柑橘の皮も大切にするので多めです。

グリーンピースとバジルのディップと一緒に。


 

お肉料理は、薬膳風 豚の角煮。
漢方食材の山査子は消化を促す作用に優れます。

夏の色は赤。
フレッシュトマトやトマトケチャップで調味
しています。トマトケチャップを薬膳として
食べると補血、健脾、養心の効能です。

魚料理は入梅いわしと玉ねぎの和え物。
いわしの三枚おろしを実習。
ワークショップでご紹介をした薬膳常備菜と
和えました。

 

 

季節の薬膳粥。
緑豆、はと麦、蓮の実で湿出しと熱中症予防です

 

 

粥に合うおかずは、新ごぼうのきんぴら。
梅干しで調味しています。

 

 

デザートは、タピオカココナツフルーツ。
タピオカとココナツは健脾の食材。
フルーツはメロンとマンゴーを使いました。
メロンは熱を取る効果、マンゴーは胃を丈夫にして
消化活動を円滑にするはたらき。

漢方ティーは温かいスパイスチャイ。

途中、水はけ効果は何度も(笑)。
ご参加いただきましてありがとうございました!

 

 

今月は札幌でふじももキッチンを開催させて
いただきました。3回のレッスンでしたが
豚肉のポットロースト、北海道の薬味・山わさび
を使った牛肉のたたきなど計4品。その他、庭木の
さくらんぼを収穫してジャムを作りました。

2018年、明治維新150年。
北海道は開道、命名150年です。

なかには北海道は歴史が浅い、とおっしゃる生徒
さまもいらっしゃいましたが、それでも自然を読む力
というのか、北海道ならではの暦があって、慣れ
親しんでいて、つながっていて、それがとっても
いいな、と思って帰福しました。

皆さまには貴重な経験をさせていただきありがとう
ございました!次回は約束の夏に(笑)。

 

 

◎ 7月の教室は7日(土) と8日() ◎

 晩夏。暦は小暑、夏の土用、大暑

 ワークショップはコンフィチュールづくり。
 食べる点滴のキウイと腸内殺菌やリラックス
 効果のある白ワインで作ります。

 五季食楽(ふじももキッチンのお食事) は
 暑さ対策、体の “熱” に注意します。
 
梅雨あけの急な蒸し暑さと、夏の土用に備えます。


 場所:大分県大分市。

 両日満席を頂戴しています。
 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 



朝摘みしたバジル、グリーンピースとね!

2018-06-05 11:23:53 | 旬をゴチになる

今朝、雨が降り始める前に摘んだバジル。
4月22日、ちょうど春の土用の頃に苗を買って
プランターに植えていました。

使っても使ってもどんどん生えてくれるバジル。
太陽に向かって背も伸びていて、この頃は
首を垂れている! それが
何だか重そうなので
ここらあたりで1回ドカッと収穫。



 

薬膳として食べるバジルは胃の働きを助けて
消化を促す、胃もたれを防ぐ など。

梅雨によく活動をする(一方で低下をする)
脾と胃(脾胃)
にむいているので、今週末の
ふじももキッチンで使います。

バジルと似たような効能を持つ旬の野菜、
グリーンピースと合わせ、ディップでお召し
上がりいただきます。

脾胃の働きを高める効果は共にアップ。
豆独特の香りはバジルで抑えられます。
ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。