二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

花見

2018-03-28 17:04:44 | おうち歳時記

桜が咲くと春本番という気分。
鮮度が生まれます(笑)。

昨日、茅乃舎リバレイン店で花見の室礼を学びました。



お花見には桜の鑑賞や宴会だけではなく、春の
農作業に先立って、豊作を祈願する意味もあり、
桜の花はその年の作物の豊凶を告げていたそうです。
へえー、だからか!
桜のほか御神酒、赤米、田作りの教材に理解。

 

 

茅乃舎商品を使った直会。

 

 

昨日は旧暦2月11日。
ひな祭りも近いので飾っていました。
春の陽光の中で梅も、桃も、桜も咲いていた旧暦の
ひな祭り。さぞ華やかなお節供だったろうなあ。

 

 

 


クレソンのポタージュ

2018-03-28 15:56:39 | 旬をゴチになる

近所のJA直売所。
この頃は春キャベツや新玉ねぎと、春ぅな
野菜がずらり。

出荷当日の朝に収穫をして店頭に並べてくれる
朝採り野菜もはじまって、今は春キャベツ。

もうひとつの楽しみはクレソン。
生で食べても、ゆでて食べても良薬だなあと
思います。加熱するとしゅん、とたちまち
カサが減るので一度に2束は買っています。

 

 

クレソンを薬膳として食べると肉食の消化促進。
唐揚げと一緒に食べました。
その他の効能は平肝、活血など。
春のコンディションを維持してくれる野菜です。

 

 

青菜のスープで1番好きなのはクレソンのポタージュ。
味、香りはもちろん、色が特に好き。
4月のふじももキッチンでご紹介をしたいと思います。

 

 

 


'18 春の糸島2回目

2018-03-28 15:35:29 | 福岡グルメ

勝手に呼んでいる糸島のつわぶき山。
(今年の) 1回目、登ってきました。
海岸に自生するつわぶきを採るので景色最高♪

 

 

春の芽吹きと紫外線。じりじり。

 

 

この場所には珍しく、人に会いました。
スーパーのレジ袋3つ分どっさり採っている
おじさんです。好きなつわぶき料理は
つわぶきとカシワ(鶏肉)、つわぶきと厚揚げ、
いずれも「炊くとが美味しか」そうです。

おじさん、「あっちは採ってなか」だそうで
お喋りのあとたくさんあるところまで連れて
行ってくれました。ラッキー(笑)。

 

 


つぼみ菜

2018-03-28 15:16:09 | 福岡グルメ

お正月はかつお菜、早春はつぼみ菜。
季節を告げる博多野菜と習いました。

今年は冬が長引いたのか、ところによっては
いまだお正月のかつお菜が並んでいます。
待ちわびていたつぼみ菜。
とても立派(な大きさ) でいつもの倍!

 

 

胃袋にも春が来ました(笑)。

 

 

 


昔の時計

2018-03-28 15:00:55 | 一戸建てを建てるまで

お彼岸に実家帰省したオット。
自室からシチズン時計を持ちかえりました。
わ!ペラペラ、カチカチ鳴った鳴った(笑)。

 

 

どれどれ。
時間が進むどころか、後戻りする時計(笑)。
古さが面白いのでインテリアと化!

 

 

翌日、知り合いがもぎたてのレモンを届けてくれました。
ざっと50個、助かりました♪

 




'18 春の糸島1回目

2018-03-16 15:50:55 | 九州・大分をDrive

そろそろかな、そろそろかな、と毎春楽しみな
糸島行き。つくし、よもぎ、ツワブキを
採りに出かけます。

「もうよかろうや~」
出かけるタイミングを見てくれるのは糸島で
猪ハンターをするマンションのオーナーさん。

第1回目、今年は昨年より2週間遅い春活になりました。
それだけ厳しい冬の寒さでした。

 

 

つくしの場所でスーパーのレジ袋を持った糸島マダム
と出会いました。あっという間にレジ袋の半分くらい(驚)。
大量のつくしをどうやって食べるのかなあ~興味津々!
尋ねてみたら下処理は塩ゆで、と教えてくれました。
再会してもっと習いたいなあ~つくしのマダム(笑)。

 

 

場所を移動してよもぎ、つわぶきと採りました。

 

 

糸島から海岸沿いを走って帰宅。
春霞、春霞。

 

 

 


だいだいジャム

2018-03-16 14:41:51 | 旬をゴチになる

知り合い邸の庭に実るだいだい。
お土産に持たせてもらったので飾っていました。

 

 

長く置くとスカスカになってしまう、と言われた
言葉が聞こえつつも、余裕なくて横目でチラチラ。
ようやくジャムになりました。

だいだいは代々と当て字する縁起の柑橘。
漢方では枳実(きじつ)。皮は橙皮(とうひ)。理気類です。

 

 

 


福の文字の小皿

2018-03-16 13:45:32 | 一戸建てを建てるまで

オットの職場。
今春は異動の内示が早く出たような印象。
立て続いていた送別会がようやく終わりました。
わが家は今春もスリッパ転勤!
出張が減る、と言っています。なぬっ(笑)。

 

先日、探していた小皿を見つけました。
出会いは1枚。
何年か前、有田陶器市でおまけしてもらいました。
福の文字が縁起良くて、お正月や節分に重宝重宝。

以来、有田陶器市に行っては探しているのですが
全く見つけることができませんでした。

それが久世福商店にあった!
うそや~~~ん、美濃焼(笑)。



 

 


ふじももキッチン '18 3月終了

2018-03-07 14:38:16 | 薬膳教室

3月のレッスンが無事に終了しました。

ちょうど上巳の節供、別名 桃の節供。
桃の花は鮮やかにタテに伸びるように咲くこと、
香り、種の中の仁(じん) が身体を温めることから、
長く丈夫に生きていく象徴。



流しびなの室礼
炒り米で表現した川に男雛と女雛のひとがたを
流しました。一緒に飾ったはまぐり。
枚貝のはまぐりは、一対の殻がぴったりと合って
他の殻とは合わないので、ただ一人の人と添い遂げる
とか、夫婦円満の縁起物とか、娘が将来いい相手
と出会えますようになどの思いや願い。



お茶とお菓子。
博多と京都の干菓子をお取りいただきました。



それから旧正月の頃ですので、縁起物の揚げ春巻きを。
具は小豆とバナナ。どちらも3月に欲しいは解毒効果。
お茶は解毒、化痰、花粉症対策で台湾烏龍茶。



ワークショップはしめさば。
しめさばからは、棒寿司を組み立てました。
春は肝、酸味ということ。
肝が脾胃と連携するように
「甘」を加えるということ。
(酢飯の) 合わせ酢は季節の理に適った調味料。

この棒寿司は作るに敷居が低いのが良いところ(笑)。
紫蘇と合わせたところが薬膳的です。

魚毒解除や(酢と合わせたことで) 血栓の予防にも。
好評で嬉しい!
もてなし、お持たせにも是非是非。


 

五季食楽(ごき しょくらく)。
こちらは、ふじももキッチンでご紹介をしている
料理テーマ。月替わりで旧暦と陰陽五行説を
みています(日曜クラスのみ実習)。


旧暦で季節の変化や気候。
陰陽五行説でいつ、身体のどこの機能が活性化
する(低下する) のでこういうものを食べる、と
いう考え方を献立づくりに活かしています。

旧暦と陰陽五行説を合わせて使うと、季節に
必要な食べものが分かり、次に選択をすることで、
身体の
調子に合わせてはたらきと効能がいただけます。

暦、季節はめぐるので次第に慣れてくると、そのうち
日本の行事・行事食は陰陽五行説とつながっている
ことへも理解が進みます。

それらを含め、ご
家庭のお料理に薬膳や行事・行事食
というジャンルを加えていただき、
体と心を強く
整えることを目指しています!
それもごく簡単に!!


3月は冬の間に溜め込んだ毒素出し。
上手に排出します。
肝、心、脾胃についてもそれぞれに必要な効能をセミナー。


3月の暦、はじめは啓蟄。
生き物がいっせいに活動を始める頃は、春がきた、と
肌で感じる。一方で、粘膜が弱くなって花粉症や
風邪の症状が出やすいと言われています。

次の暦は春分。
昼と夜の長さが同じ。体内でも陰陽のバランスが
取れやすく、体全体の調子が上がると言われています。
花冷えや三寒四温を繰り返しながらですが暖かい日が
増えてきます。

暖かくなると代謝が活発になって、肝の働きも活性化。
一方で、肝に毒素が溜まっていると代謝が落ちると
いわれているので毒素の排出をして(冬から春の体へと)
整えます。

 

 

 

甘酒で乾杯!

お肉料理は香り蒸し鶏。
鶏むね肉は肝を活発にするたんぱく質。
香りは檸檬茅(レモングラス) と花山椒(花椒)。
菜の花は肝機能や免疫力アップ、風邪予防、鉄分豊富。
寒さバテ対策に梅(のソース)。



春先(あさりとニラの) チヂミ。
コチュジャンと酢を合わせたソースを添えました。

アサリはタウリンが肝臓の機能を高めます。
薬膳では肝の働きを高める貝類です。

ニラは滋養強壮によくて肝の解毒をします。
中国では春の草。別名は起陽草、陽気を起こす草。
旬は3月で終わるので、寒が戻る日に食べて
体を温めたり、寒さバテを回復したり、免疫力を
高めるのにおすすめです。

豆腐と生わかめのマリネ。
豆腐のたんぱく質、老廃物を体外に排出するはたらき。
生わかめの余分な水を出すはたらきの組み合わせ。
マリナードにも胡麻のたんぱく質を(笑)。
生のわかめが出回ると春を感じます♪



ごはんはワークショップでお作りいただいた棒寿司。

汁ものは、室礼の直会(なおらい) からはまぐりの潮汁。
はまぐりは体に溜まった毒素を出します(出すことで
むくみやのぼせを緩和)。肝機能も高めます。
昆布や大根を合わせて食材共通の毒素出しを強化!



デザートは桃の節供っぽく桃とカリンのメルバ風。
ピーチメルバでいうラズベリーソースではなく、
カリンのソースで作りました。
咳止め効果で有名なカリンですが、体に滞る水分を
取り除いたり、肝臓の働きをよくするのでこの時期
にも合う薬効を持っています。



漢方ティーは、柑橘陳皮とクコの実。
春先は風邪をひきやすいのでビタミンCを。
香りが立つので理気作用も。
気を正常にめぐらせて機能の停滞を解消です!
ご参加をいただきありがとうございました♪


 


4月の教室は7日(土) と8日() ◎

 暦は清明と穀雨。
 
晩春、春の土用に入ります。

 肝機能はいよいよ高まるので、関連して目の
 機能も高まりいろいろなものが色鮮やかに
 映ってきます。
 
一方で、肝はストレスの影響をとても
 受けやすい五臓。
ストレスを減らしましょう!

場所:大分県大分市。

 両日満席を頂戴しています。
 ご参加の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。