二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

里芋と鶏肉の竜田揚げ

2015-09-29 14:47:10 | おうち歳時記

27日 十五夜、中秋の名月。
翌28日 スーパームーン。
しばらくぶりに月夜を眺めました。

両日、食卓で食の歳時記を楽しみました。

十五夜。
芋類の収穫期にあたることから
別名を「芋名月」といいます。

お月見の芋、といえば里芋。
稲よりも先に渡来し、かつて芋といえば、
里芋のことをさしたそうです。

ちょうど季節は、夏から一転、風に初秋や乾燥を
感じる頃。体は季節にリンクするので、私たちの
体にも乾燥注意報です。

そんな時には、体に潤いをもたらす食材、
“白い根菜類” がおすすめ。

里芋が都合よくて、独特のぬめりが粘膜を保護して
くれます。食物繊維も豊富。免疫力を高める。
体内の余分なナトリウムを排出する。カリウム。
肌荒れにもよい栄養価の高い根菜です。

 

お月見の里芋は “衣かつぎ” にしていただくことが
多いのですが煮っころがしにしました。

秋(の花) は菊。
器の形を菊にしてみました。

 

 

翌日はスーパームーン。
鶏肉の竜田揚げにしました。
(鶏肉に) しょうゆをからめた色を秋の色づき(紅葉) に
なぞります。竜田姫は、秋をつかさどる女神です。
器は菊なんですけど、だ円なので変化球。
カボスで満月(笑)。

 

 

 


白きくらげスイーツ

2015-09-28 12:22:13 | 家パン・家お菓子

白きくらげは、秋定番の薬膳食材。
今月のレッスンではお料理やデザートにと登場しました。

個人的には、乾燥品を原形がなくなるほど長時間煮て、
とろ~りスイーツにして食べるのが好き。

 

 

白きくらげは、不老長寿の薬。
秋に気をつける「肺」を潤す食材です。
(肺は肌にも関係するので) 肌を潤します。
ミネラル豊富、抗がん作用、老化防止の効果も。

乾燥白きくらげ50グラムを煮るのに、使った水は
5リットル! (白きくらげに) これだけの水を
入れているので、じんわりじんわり潤してくれます。

味つけは氷砂糖。
氷砂糖は「肺」の機能を高めます。

梨やかぼすと合わせることで潤いの相乗効果!

 

 


うなぎのせいろ蒸し

2015-09-28 12:00:00 | 福岡グルメ

薬膳教室に歯科衛生士さんとのコラボ企画が
持ち上がりました。開催場所は福岡県甘木。
会場の下見を兼ねて出かけました。

申し分ない会場!
打合せ終わりがお昼だったのでランチに行きました。
連れて行っていただいたのは、立花荘。

 

 

せいろ蒸しを食べました。
お彼岸の帰省、帰福したかと思ったら、その翌日に
大分教室。。。
福岡大分間の移動疲れをしていた体に~猛チャージ(笑)。

 

 

甘木周辺の道の駅をはしごして帰りました。
先生おすすめのカフェに立ち寄りました。

・・・晩ごはんは抜きました(笑)。

 

 


秋のお彼岸

2015-09-28 10:37:23 | 立派な仕事なのだ

シルバーウイーク、秋のお彼岸。
2泊3日で実家に帰省しました。
道中は田んぼの景色に癒されました。

 

 

実家の庭にも彼岸花が咲きました。白と黄色です。
父に供えました。

 

 

菩提寺の秋の彼岸法要に出席。
「塔婆回向」があるので、塔婆書きをします。

塔婆のお申し込みは、各家ごとに様々です。
ご先祖代々、ご戒名、俗名、水子など
ご供養したい方のことが書いています。

申込みが終わったそばから塔婆に書いていきます。
この頃はMy筆を持って帰省しています。
心を込めて書きました。

役目は無事に終わり、御本堂に着席。
塔婆を1枚ずつ和尚様が読み上げていきます。
暑さもひと段落か~と、父の戒名を聞きました。

ご当地マンホール見っけ!
大分市は高崎山のサル。

 

 

 


秋の器づかいと月見の室礼

2015-09-28 10:09:23 | 立派な仕事なのだ

西鉄 春日原駅前の「うつわギャラリー卓」さんで、
大人のたしなみを学ぶ、通称 “おせっかい塾” が開催
されました。

 

 

第1部はお月見の室礼。

十五夜と十三夜。
由来や、それにちなむ盛り物をお話しし、店内に
飾らせていただきました。

中秋の名月、十五夜だけを見るのは「片見月」で
縁起がよくないとされました。十三夜と両方楽しむ
のが本来だそうです。

今年は十五夜と十三夜、どちらも日曜日にあたる
ので、空を見上げ眺める余裕が欲しいものですね。

十五夜の室礼。
この頃は芋の収穫期にあたるので別名「芋名月」と
言います。すすき、月見団子、芋類も。今年は9.27。

 

 

十三夜。
この頃は栗や豆の収穫期にあたるので別名「栗名月」
「豆名月」と言います。すすき、月見団子、栗まんじゅう、
月餅、かぼちゃ、果物も。今年は10.25。

 

 

福岡にちなんだ室礼は放生会です。

 

 

第2部は器づかいの実習。
野菜を肉や魚に見立てて実際に盛りました。

次回は11月を予定しています。

 

 

 


宅配野菜にも秋の気配

2015-09-18 18:59:22 | 旬をゴチになる

毎週金曜日に届く九州産の野菜と有精卵(iBox 定期便)
で家庭薬膳を楽しんでいます。

定期便は、旬の露地野菜(中身はお任せ、きのこ含む)
とサービスでいただく卵で計10品!

9月4日と11日到着分(17日までに消費) の内容です。

暦は処暑から白露。
処暑は、暑さが止むという意味。
白露は、大気が冷えて露を結ぶ頃。
先人は夏から秋への交代期の目印としたそうですよ。

急に寒くなったり暑くなったりをしながら、
本格的に秋が訪れます。

この時期は、夏の汗で(汗とともに)身体の中に滞って
いる毒素も排出されているので、秋になり身体は吸収
しやすくなっています(排出の夏、吸収の秋)。

それから、夏の邪気「暑」から一転、乾燥してきます。
「秋の邪気=燥邪」。

家庭薬膳では、身体に潤いをもたらすものが
おすすめです。

 


自然界とリンクするように宅配野菜にも秋の気配。
佐賀県のブランド蓮根 “白石蓮根” が届きはじめ
ました。

蓮根に代表される白い根菜類は、体に潤いを
もたらします。乾燥する秋にぴったり☆

 

 

アスパラガスも潤い野菜。(体を)潤す作用のある
豚肉と合わせました。悪い気を排出するネギ、
知り合いの実家の畑で採れたみょうがも。

 

 

ぶなしめじ、えのき茸は合わせて塩漬けに。
オットが出張している間に完成する計算!

 

 

見込みばっちり☆
味噌汁愛がものすごいオットに、塩きのこ、豆腐、
いわしのつみれを合わせました。

 

 

そして、今季初の紅さつま(さつまいも)。
初物なので~さつまいもごはんにしました!
さつまいももお米も、胃腸の調子を整えて
元気を補う食材です。

ブラックペッパーで仕上げました。
こしょうは、腸内ガスを抑える働きを持っている
のでレディには必要でしょう(笑)。


(五行より) 秋の五感は「味」。
味覚が敏感になるので、食べものが一層おいしい
です(笑)。おごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24

 

 

 


放生会(ほうじょうや)

2015-09-17 16:36:41 | 九州・大分をDrive

筥崎宮(はこざきぐう) で9月12日から一週間行われる
放生会。博多は “ほうじょうや” と言います。

博多三大祭りのひとつで、生きとし生きるものの
生命をいつくしむ祭りで千年の昔から続きます。
マンションのオーナーご夫妻と満喫してきました。

 

参拝のあとは参道歩きがお楽しみ!
露店がざっと500は並んでいます。

 

 

放生会の名物は、葉付きの新しょうが。
その昔、(新しょうが) で疫病を退散させたという説が
あるそうです。

 

 

葉は入浴剤、茎は靴箱などの消臭剤に使うとよいそう。
捨てるところがありませーん。

 

 

冷やしパイン。夏の名残りの汗ばむ暑さに~めちゃ
美味しい!じゃんけんに勝ったら1本プレゼントして
くれる露店が多くあります。わ~い、勝ちました!

 

 

放生会おはじき。博多人形師が作るおはじきで、
放生会の期間だけ授与されます(販売される)。
何しろとっても人気。確実に手に入れるには
徹夜することを勧められたほど(驚)。

が、しかし。

欲しい、欲しいとは言ってみるもので、ラッキーな
ことに(放生会おはじきではないのですが) お宮の
オリジナルを買うことが出来ました。
今日のところ~在庫1の奇跡(笑)。

 

 

お宮の縁起物や、吉祥物、合わせて17種類。
おはじきで厄をはじく!

 

 

 


とうがんのスープ

2015-09-16 11:33:39 | menu

(薬膳では) 秋は「乾燥」に気をつけます。
夏から一転、乾燥してくるからです。

その乾燥には2つあります。

まず夏に近い頃の乾燥(温燥)。
夏の名残りも含まれるので、だいたい9月
いっぱいだろうと先生曰く。

天気(自然界)、激辛の摂り過ぎ等によって
熱を生み、体が熱化。

熱化することによって(体の中の) 水分が
奪われます。すると乾燥が進みます。

家庭薬膳では “体に潤いをもたらす食材” を摂って
冬に備えます。

温燥の時期によい野菜のひとつが冬瓜。
スープにして食べました。



 

 


佐世保 九十九島

2015-09-16 10:30:36 | 九州・大分をDrive

今月定年されるオットの上司。
定年後は故郷の島に戻り、島民の暮らしに欠かせない
海上の交通手段、海上タクシーを営むそうです。

その前に、君たちが第一号のお客さん!と
3家族を招いてくれました。

 

 

場所は長崎県佐世保。 九十九島を遊覧しました。

 

 

ハウステンボスの近くまで行きました。

 

 

途中、天気が回復。

 

 

オットたちは釣り!

 

 

(停泊して釣るので) 釣れるまで暇ぁぁぁぁぁぁ。
退屈過ぎなので、島に上陸させてもらいました(笑)。
「高島」という有人の島。

 

 

展望台からが素晴らしい!

 

 

 

島内をお散歩。島の小さな商店でアイスクリームを
ごちそうになりました。潮風にあたり特別美味しかった!

 

 

ススキを見つけたので刈ってもらいました。
(ススキの) 束がお土産!

 

 

オット達と合流。釣果3人で、なんと1匹とは。
九十九島の魚は頭が良いようで簡単には釣らせて
もらえません(笑)。

 

 

帰り支度。荷を船に積んでもらいました。

「誰だ、このススキ!」と、うちのオット。

「そんなのを持って帰るのは、お前の母ちゃんしか
 おらん!」と、隣りの上司。

ぎょえ!
いったい、どんな母ちゃんと思われているのでしょうか。

名残り惜しいのですが下船。
佐世保バーガーを食べて帰りました。