粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

中国政府の自滅しかない

2014-04-17 07:28:58 | 厄介な隣国

本日17日、産経の記事だ。

中国で深刻化している微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が、北半球における異常な巨大嵐や大量降雨、大寒波などの重大な気候変動の原因になっているとする研究論文が16日までに、全米科学アカデミー紀要に発表された。

さもありなんだろう。それでいくと昨年日本で起こった豪雨や豪雪などの異常気象も中国の大気汚染が原因ということになる。それでなくとも、春ともなれば黄砂とともにこのPM2.5が日本に飛来して人の呼吸器系に影響を及ぼしている。

困った国である。東シナ海でやりたい放題領海侵犯し、勝手に領空識別圏を設定する。そのくせ、安倍首相の靖国参拝を批判して日本は歴史を反省していない、右傾化し、軍国主義が復活していると騒ぐ。挙げ句は日本は日中戦争で中国人民を3000万人死傷させた、南京で一度に30万人大虐殺したと虚構をでっち上げて大騒ぎする。

これまで隣国の横暴が許されたのは、中国が経済成長を続け、その経済力を武器に世界を萎縮させてきたことが背景にあるだろう。韓国は極端としても米国やEUがそれに「ほだされた」と考えられる。日本の経済界も例外でない。世界が中国を増長させたといえるし、今回の世界的異常気象も例外でない。

しかし、もはや中国の経済成長は終わったと考えてよいのではないか。これまで中国国民も経済成長のおこぼれで少しは預かれたが、もはやそれも望めない。一部の大資本家や政府の役人、共産党幹部と一般国民との経済格差は是正されるどころか開く一方だ。

しかし、中国には政治的自由はほとんどないといってよい。苦情をいう言論の自由もない。ネット規制に300万人の監視員が投入されているほど徹底した国民監視がなされている。

したがって、環境汚染の不満を政治に反映させて解決させる手段がない。大気汚染の引き起こしている国営企業や有力資本家は政府や共産党と癒着が酷く、根本的な規制は困難とされている。結局、大衆が犠牲になるだけで汚染は深刻になっていく。いずれ大きな暴動になるか、共産党政権自体が幹部が海外逃亡して朽ちていくか。共産党政権の最後はそう遠くではないと思う。傲慢中国の自滅を待つしかない?