米国における慰安婦問題と中国系米国人、一見全く接点がないように見えるが、実は大ありで実際の主役のようだ。サンケイ新聞によれば、カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像設置を陰で操っていたのがなんと在米中国系「世界抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)という組織で、すでに20年近くの活動歴があるようだ。
この問題でよく韓国ロビー活動が取りざたされているが、韓国系はまとまった組織はなく、各地域で散発的に活動しているに過ぎないという。つまり中国の抗日連合会が米国各地の韓国系活動を裏から操っているのが現状のようだ。
こうしたことから、中国系の抗日連合会は、慰安婦問題という中国とは関係のない問題でも、日本を貶めればなんでもやるという日本叩きが目的の組織といえる。早い話が慰安婦の「人権」などもとって付けたお飾りに過ぎない。それに踊らされる韓国系も同罪であり、反日アピールこそが目的といえる。
抗日連合会は、中国共産党政府とも密接な繋がりがあるとされる。そして慰安婦問題という他国の問題を利用して日本を叩き、最終的には日米の離間を工作しようといるとも考えられる。
情けない話だが、マイク・ホンダという日系の連邦議会下院議員がこの組織から資金提供を受けて彼らの操り人形として、慰安婦法案を4回も出したことだ。中国系+韓国系+日系人という普通なら連携などありえない東アジア3移民が反日を叫ぶ異常さは、その深刻さを物語っている。
日本を貶めるためなら、日系も抱き込んで自分たちの日本憎悪をアピールする中国系と韓国系。この手強い相手にはよほどの覚悟で対処しなければならない。以前朝日新聞の駐米女性記者が、慰安婦問題で韓国側に賛成する日系人に理解を示す記事を書いていた。内なる敵が多過ぎる。