粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

あざとさとかわいさ

2014-04-13 19:54:53 | 事件・事故・時事

う~ん、どうなんだろう。この女性科学者の本性は?先週のブログで自分自身かなり同情的に小保方さんの印象を書いた。しかし、花田紀凱氏が産経新聞で連載している「週刊誌ウォッチングの記事を読むと評価が二分されているようだ。それも男女によって。男たちは彼女の、時に涙を浮かべて気丈に?語る姿に同情して「かわいい」と思う。しかし、女たちは自分の悲劇を演出する「あざとさ」を見る。

「男はね、ああいう女にすぐ騙(だま)されるのよ」花田氏は周辺の女性からいわれたようだ。そういわれて自分の冴えない女性経験を思い出すと二の句が出てこない。太宰治の小説「カチカチ山」にこんな一節があった。「女性にはすべて、この無慈悲な兎が一匹住んでゐるし、男性には、あの善良な狸がいつも溺れかかつてあがいてゐる。」と。

といって小保方さんがテレビでたまに出てくる、世の男をものともせず逆に尻に引く女性だったらどうか。和田アキ子、デヴィ夫人、田島陽子、西川史子…。あまり想像したくない。週刊誌も逃げていくだろう。

それにしても、論文の不備はどうでもいい。STAP細胞は存在するのか。小保方さんが200回も作成に成功したと胸を張って語っていた。ともかく、早く検証をして欲しい。時間はかかるかもしれない。日本のキュリ夫人になるか。あるいは希代の詐欺女か。

そういえば、時を同じくして男性宅に自分を呼び入れた挙げ句、睡眠薬を飲ませて昏睡強盗を繰り返した20代の女が指名手配された。テレビのインタビューで若い男性が「普段は気をつけていても、いざという時に騙されるかもしれない」と率直に答えていた。指名手配の画像を見るといかにも男好きのする妖しい女に見えた。もちろん小保方さんと全く関係ない話だが。