先のサッカー日韓戦での横断幕騒動で、いくつかのつぶやきを見つけた。
「これはよろしくない。TOPが間違ってるだろ」
「韓国人にスポーツの素養なし」
「ハングルで書いた横断幕、日本人に読めるわけないだろうが」
「韓国人のルール違反はこれが初めてではないし、日本に対してだけではない」
「“未来のない民族”の代表チームは少なくともアウェイで韓国代表を下す実力があるということです」
「歴史を大げさにでっちあげる民族にも未来はないですよ」
「韓国人は本当にねちっこく器の小さい民族さ。もっと大らかになれよ。自分らが歴史を忘れずにいればそれでいいだろう。なぜ、それを日本に押し付ける?それに、日本は歴史を忘れたわけじゃない、忘れてはいないが言及したくないというだけさ。それでも、歴史の与えた教訓は日本人の中に刻まれているはず」
これが日本でのツイッターと思いきやさにあらず。なんと中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」のつぶやきなのだ(韓国情報7月30日より)。朴槿恵韓国大統領が「友好国」と持ち上げた国の率直な反応なのだ。これらのつぶやきは多くの日本人の率直な感想を「代弁」でもしているようにさえ思える。逆にそれほどまでに、今回の韓国人サポーターの行動は世界の非常識だということをあからさまにしたともいえる。
下村文部科学大臣が「(韓国人の)民度が問われる。」と控え目に問題提起したが、早速韓国外務省が「わが国民に無礼な発言をしたことに対し、極めて遺憾に思う」とこれに反発している。本来ならば韓国サポーターの行為に遺憾声明をしてもよい状況なのに、国を代表する政府がこの状態だ。韓国のメディアに至っては、横断幕のことは棚に上げて試合中3分間旭日旗が観客席から掲げられたことを問題にしている有様だ。
韓国国内にはこの横断幕騒動を批判する動きはほとんどというか皆無にも思える。自浄作用というか民度の高さを伺えるものがまるでないというのが異常なことだ。こんな国全体が礼節を欠いた国が日本の「歴史認識」を語る資格があるだろうか。
試合会場では伊藤博文を暗殺した安重根の大きな肖像が登場したようだが、これなどもとても単独できるものではなく組織的な計画性さえ伺われる。先に朴大統領が中国訪問時に中国国内に安重根像を設置すること提案をしたが、日本人のとっておぞましいテロリストを英雄視する風土は決して歴史認識としては健全とは思えない。
ただ日本人もこうした韓国人の異常行動に過剰反応してはならない。アジアの文明国としてその「民度」を今後も指し示すべきだろう。主張すべきは毅然として訴えるべきだが、長い歴史を誇る重厚な民族として振る舞いたい。それが歴史認識の本来の意義だと思うからだ。