aCappella好き♪

叔母の訃報。

義父の弟嫁であるT叔母さんが亡くなった。

お風呂に入っていたら、
「るかさん?」と
洗面所のドアをトントン叩く音がした。 

…よかった、鍵をかけといて。
シャンプーしてるんだけど。

…そのままトイレに行ったらしい。
もう寝るのかな?

トイレから出て、また
「るかさん?」とトントン。

なんだろー、もう。

はあい、と泡だらけのままドアを開けると

「あら…ごめんなさい。 
今ね、Mちゃんから電話があって
Tちゃん亡くなったらしいの。」

…上がってからでよくないですかーー??


うー、蘇る過去の記憶。
確か去年、T叔母の長男が突然亡くなった時も
こうやって大騒ぎしたんだっけ…。

粛々と、やらなきゃいけないことはやりますよ。
まあまあ、落ち着いて。


T叔母は、職業婦人として長年仕事をして
それなりのお給料や年金をもらっていたはずだが
義母曰く…

もらっただけ全部使ってしまい、貯金はなく
義母はもとより他の親戚からも
度々借金をして、結局仲違いし

認知症になってからは東京にいる息子たちの
近くの施設で暮らしてた。

去年、病気で独身の長男が亡くなって
納骨の時に義母と夫とお寺に行って
リモートでT叔母さんを久しぶりに見たけれど

息子、娘、二人の孫に囲まれて
嫌なこと、何もかも忘れて
ただほんわかと、施設で車椅子に乗って
笑顔で話すT叔母は

94歳の今も
ハッキリした頭でいろいろ考え込んで
踏み倒された借金に腹を立てたり
ヨメに気を遣いながら
実家に帰りたいと願いつつ叶わない義母よりも、
ずっと幸せそうに見えたんだ…。

人の一生なんて、わからない。
あれだけ酷いことをして、嫌われて
お金もなくて、
これから一体どうするのだろう、と思っていた人が

結局なるようになって、
子供や孫の近くで不自由なく幸せに暮らしてる…

「Tちゃんは私の建てた墓に入る」と義母は言う。
叔父さんが亡くなった時、
まだ元気だった義父と義母が
全てのお金を工面したと聞く。

もちろん、してあげられる、からだろうけど
本家として、弟を弔うことを役目として
やり遂げた義父母は立派だと思う。

(…あとでいろいろ言うけど?笑)

ご冥福をお祈りします。



たまたま夫の引っ越し手伝いで
この土日は東京に行くことになっていて

火葬が土曜日だと言うので、
私も参列することになり
よかった、よかったと義母は安心して

私の代わりにお願いね、と
電車代を出してくれた。
(ラッキー〜)

これで大手を振って東京に行ける。
三泊四日のショートステイに出かける時
「気をつけて行ってきてね、
みんなによろしくね。」と見送られた。


今、新幹線の中。
今晩は茨城の友人宅に泊めてもらい
向こうでやってるアカペラグループの特訓だ〜

練習なんて、何年振りよ。
楽しみだなーーー!

夫が退職したら、
そうそう東京には行けなくなると思う。

なるようになるさ。 

うん。




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